詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
# beadm create BeName
BeName は、新しいブート環境の名前です。この新しいブート環境はアクティブではありません。
次の点を確認してください。
BeName を、すでに使用中のブート環境名にすることはできません。
非アクティブなブート環境を指定するための –e オプションが使用されないかぎり、このコマンドはアクティブなブート環境をクローニングします。
beadm create は、部分的なブート環境を作成しません。このコマンドは完全なブート環境を正常に作成するか、失敗するかのどちらかです。
# beadm mount BeName mount-point
たとえば、リブートする前に、新しいブート環境内の一部の構成ファイルを変更する場合、新しいブート環境をマウントする場合があります。
ブート環境はマウントされますが、アクティブでない状態です。マウント済みのアクティブでないブート環境をアップグレードできます。
ブート環境がすでにマウントされている場合、beadm mount コマンドは失敗し、新しく指定した場所にブート環境は再マウントされません。
# beadm activate BeName
BeName は、アクティブにするブート環境の名前です。
リブート時に、新しくアクティブになったブート環境がデフォルトの選択肢として x86 用 GRUB メニューまたは SPARC 用ブートメニューに表示されます。