Oracle® Solaris 11.2 ブート環境の作成と管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 

デフォルトのブート環境の変更

非アクティブなブート環境をアクティブなブート環境に変更できます。つまり、システムの次回のリブート時に、指定したブート環境が使用されます。一度にアクティブにできるのは、1 つのブート環境だけです。新しくアクティブにしたブート環境が、リブート時にデフォルトの環境になります。

beadm activate コマンドを次のように使用して、既存のアクティブでないブート環境をアクティブにします。

# beadm activate BeName

beadm activate は、指定されたブート環境を menu.lst ファイルにデフォルトとして設定します。


注 - ブート環境が作成されると、それがアクティブかアクティブでないかに関係なく、x86 用 GRUB メニューまたは SPARC 用ブートメニュー上にそのブート環境用のエントリが作成されます。デフォルトのブート環境は、最後にアクティブにしたブート環境になります。