Oracle® Solaris 11.2 ブート環境の作成と管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 

ブート環境に関する情報をマシン解析可能な出力で表示する

–H オプションは、ヘッダータイトルを抑制し、結果をセミコロンで区切って表示します。次の例では、すべてのブート環境の情報を表示します。

# beadm list -H
BE2;4659d6ee-76a0-c90f-e2e9-a3fcb570ccd5;;;55296;static;1211397974
BE3;ff748564-096c-449a-87e4-8679221d37b5;;;339968;static;1219771706
BE4;1efe3365-02c5-6064-82f5-a530148b3734;;;16541696;static;1220664051
BE5;215b8387-4968-627c-d2d0-f4a011414bab;NR;/;7786206208;static;1221004384

出力の各フィールドは、セミコロンで区切られます。出力フィールドは、表示順で次のとおりです。

表 4-1  beadm list–H の出力フィールド
フィールド
説明
1
BE 名
2
UUID
3
Active
4
マウントポイント
5
領域 (バイト単位)
6
ポリシー
7
作成時間 (1970 年 1 月 1 日 00:00:00 UTC を基準とした秒単位)

各フィールドは、セミコロンで区切られます。この例では、コマンドにブート環境が指定されていないため、すべてのブート環境が表示されます。コマンドに他のオプションが使用されていないため、2 番目のフィールドにブート環境の汎用一意識別子 (UUID) が表示されます。この例では、BE5 の UUID は 215b8387-4968-627c-d2d0-f4a011414bab です。非大域ゾーンのブート環境の場合、UUID フィールドは、そのブート環境が関連付けられている親の ID を表します。