beadm コマンドとその関連プロセスにおける非大域ゾーンのサポートの仕様は次のとおりです。
beadm コマンドは非大域ゾーン内でサポートされています。
非大域ゾーンのルートデータセットは、rpool/ROOT 名前空間に存在していてはなりません。非大域ゾーンの複製やコピーが行われるのは、元のゾーンが大域ゾーンの共有領域内、たとえば rpool/export 内や rpool/zones 内にある場合だけです。
beadm コマンドはシステム上の非大域ゾーンに影響を与えますが、beadm コマンドはゾーン情報を表示しません。ブート環境のゾーンの変更内容を確認するには、zoneadm コマンドを使用してください。たとえば、システム上の現在のゾーンのリストを表示するには、zoneadm list コマンドを使用します。
詳細は、zoneadm(1M)のマニュアルページを参照してください。
非大域ゾーンでは、beadm コマンドのすべてのオプションを使用できるわけではありません。各コマンドオプションの固有の制限については、beadm(1M)のマニュアルページを参照してください。