SMF は、サービス構成リポジトリに構成データを格納します。 SMF サービスを構成するとは、構成リポジトリのデータを変更してから、その変更を実行中のスナップショットにコミットすることを意味します。この章では、構成リポジトリ内のデータを変更する方法について説明します。構成リポジトリ内のデータの表示については、サービス構成の検査を参照してください。実行中のスナップショットへの構成変更のコミットについては、サービス構成の再読み込みを参照してください。
それぞれのサービスおよびサービスインスタンスは構成データをプロパティーに格納し、プロパティーはプロパティーグループにまとめられています。構成リポジトリ内のデータの変更には、サービスプロパティー値の変更、カスタムプロパティーグループおよびプロパティーの作成、サービスの新しいインスタンスの作成、プロファイルの適用などがあります。構成の変更には、カスタマイズの削除とリポジトリスナップショットの復元も含まれます。
この章では、inetd サービスの変更方法も示します。
SMF 構成変更は、Oracle Solaris 監査フレームワークを使用してログに記録することができます。詳細は、『Oracle Solaris 11.2 での監査の管理』の「監査サービスの構成 (タスクマップ)」を参照してください。