Oracle® Solaris 11.2 でのシステム管理のトラブルシューティング

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更新: 2014 年 9 月
 
 

プロセスの障害発生後にコアファイルを調べる

proc ツールを使用して、プロセスのコアファイルやライブプロセスを調べることができます。proc ツールは、/proc ファイルシステムの機能を操作するユーティリティーです。

コアファイルに適用できるのは、/usr/proc/bin/pstackpmapplddpflags、および pcred ツールで、適用するには、これらのコマンドにプロセス ID を指定するように、コアファイルの名前をコマンド行に指定します。

proc ツールを使用してコアファイルを調べる方法については、proc(1) のマニュアルページを参照してください。

使用例 4-1  proc ツールを使用してコアファイルを調べる
$ ./a.out
Segmentation Fault(coredump)
$ /usr/proc/bin/pstack ./core
core './core' of 19305: ./a.out
 000108c4 main     (1, ffbef5cc, ffbef5d4, 20800, 0, 0) + 1c
 00010880 _start   (0, 0, 0, 0, 0, 0) + b8