このセクションでは、システムのクラッシュダンプの管理手順のタスクについて説明します。
システムクラッシュ情報を処理する場合には、次の点に注意してください。
システムクラッシュ情報にアクセスして管理するには、root 役割になる必要があります。Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
システム上でシステムクラッシュダンプファイルを保存するオプションを無効にしないでください。システムクラッシュファイルにより、システムクラッシュの原因を判断する非常に有効な方法が提供されます。
スワップ領域とダンプ領域には専用の ZFS ボリュームが使用されます。インストール後に、スワップデバイスやダンプデバイスのサイズの調整が必要になったり、場合によってはスワップボリュームやダンプボリュームの再作成が必要になることがあります。手順については、Oracle Solaris 11.2 での ZFS ファイルシステムの管理 のZFS スワップデバイスおよびダンプデバイスを管理するを参照してください。
システムのクラッシュが発生する前に、システムのクラッシュダンププロセスをカスタマイズするには、次を参照してください。