Oracle® Solaris 11.2 でのシステム管理のトラブルシューティング

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更新: 2014 年 9 月
 
 

システムがクラッシュした場合の対処方法

    次に、システムクラッシュが発生した場合に留意すべきもっとも重要な点について説明します。

  1. システムのコンソールメッセージを書き取ります。

    • システムがクラッシュした場合は、システムを再稼働させるのを最優先に考えがちです。しかし、システムをリブートする前に、コンソール画面のメッセージを確認してください。 これらのメッセージは、クラッシュした原因を解明するのに役立ちます。システムが自動的にリブートして、コンソールメッセージが画面から消えた場合でも、システムエラーログファイル /var/adm/messages を表示すれば、これらのメッセージをチェックできます。システムエラーログファイルを表示する方法については、システムメッセージを表示する方法を参照してください。

    • クラッシュが頻繁に発生し、その原因を特定できない場合は、システムコンソールまたは /var/adm/messages ファイルからできるだけ多くの情報を収集し、カスタマサービスの担当者に問い合わせます。サービスプロバイダ用に収集するトラブルシューティング情報の完全なリストについては、システムクラッシュのトラブルシューティングのチェックリストを参照してください。

  2. また、システムクラッシュダンプがシステムのクラッシュ後に生成されたかどうかを確認してください。


    Caution

    注意  -  重要なシステムクラッシュ情報は、カスタマサービス担当者に送信するまでは削除しないでください。


  3. システムクラッシュ後にブートが失敗する場合は、Oracle Solaris 11.2 システムのブートとシャットダウン の復旧目的のシステムのシャットダウンおよびブートを参照してください。