この手順を使用して、システムのコンソール上のユーザーがシステムを保存停止したり、電源を切ったりすることを回避します。コンソールユーザーがシステムのハードウェアを取り外すことができる場合、このソフトウェア解決方法は有効ではありません。
始める前に
root 役割になる必要があります。詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
% profiles -p "Console User" info name=Console User desc=Manage System as the Console User auths=solaris.system.shutdown,solaris.device.cdrw, solaris.smf.manage.vbiosd,solaris.smf.value.vbiosd profiles=Suspend To RAM,Suspend To Disk,Brightness,CPU Power Management, Network Autoconf User help=RtConsUser.html
手順については、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の権利プロファイルを作成する方法を参照してください。
#CONSOLE_USER=Console User
権利プロファイルを共有するユーザーの数が多い場合は、権利プロファイルにこの値を設定することがスケーラブルな解決方法になります。
# usermod -P shared-profile username
また、policy.conf ファイルでシステムごとにプロファイルを割り当てることもできます。
# pfedit /etc/security/policy.conf... #PROFS_GRANTED=Basic Solaris User PROFS_GRANTED=shared-profile,Basic Solaris User
関連項目
詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 のpolicy.conf ファイル、および policy.conf(4) と usermod(1M) のマニュアルページを参照してください。