Oracle® Solaris 11 セキュリティーガイドライン

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更新: 2014 年 9 月
 
 

プラグイン可能認証モジュール

プラグイン可能認証モジュール (PAM) フレームワークを使用すると、管理者は認証を要求するサービスを変更せずに、アカウント、資格、セッション、およびパスワードのユーザー認証要件を調整および構成できます。

PAM フレームワークを使用すると、組織がアカウント、セッション、およびパスワード管理機能に加えて、ユーザー認証エクスペリエンスもカスタマイズできます。loginssh などのシステムエントリサービスは、新規にインストールされたシステムのすべてのエントリポイントをセキュリティー保護するために PAM フレームワークを使用します。PAM では、フィールド内の認証モジュールを交換または変更することによって、PAM フレームワークを使用するシステムサービスを変更せずに、新たに見つかった弱点からシステムをセキュリティー保護できます。