Oracle® Solaris 11.2 での Kerberos およびその他の認証サービスの管理

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更新: 2014 年 9 月
 
 

gsscred テーブル

デフォルトのマッピングでは十分でないとき、NFS サーバーは gsscred テーブルを使用して、Kerberos ユーザーを識別します。NFS サービスは、UNIX UID を使用してユーザーを識別します。UNIX ID は、ユーザー主体または資格には含まれません。gsscred テーブルによって、GSS 資格からパスワードファイルの UNIX UID への追加のマッピングが可能になります。このテーブルは、KDC データベースを生成したあとに作成および開始する必要があります。

クライアントリクエストが到着すると、NFS サービスは、資格名を UNIX UID にマップしようとします。このマッピングに失敗した場合、gsscred テーブルが確認されます。