「概要」 – 『Oracle Solaris 11 セキュリティーサービス開発ガイド』では、Oracle Solaris® オペレーティング環境のセキュリティー機能に関する公開アプリケーションプログラミングインタフェース (Application Programming Interfaces、API) およびサービスプロバイダインタフェース (Service Provider Interfaces、SPI) について説明します。「サービスプロバイダ」という用語は、暗号化アルゴリズムやセキュリティープロトコルといった、セキュリティーサービスを提供する目的でフレームワークにプラグインされるコンポーネントを指します。
「対象読者」 –
『Oracle Solaris 11 セキュリティーサービス開発ガイド』は、次の種類のプログラムを記述する C 言語開発者を対象にしています。
システム制御をオーバーライドできる特権付きアプリケーション
認証と関連セキュリティーサービスを使用するアプリケーション
ネットワーク通信のセキュリティーを確保する必要のあるアプリケーション
暗号化サービスを使用するアプリケーション
セキュリティーサービスを提供または利用するライブラリ、共有オブジェクト、およびプラグイン
「必要な知識」 – このガイドの読者は、C プログラミングに精通しているべきです。セキュリティーメカニズムの基本的な知識があると便利ですが、必須ではありません。このドキュメントを使用するにあたっては、ネットワークプログラミングについての専門知識は必要ありません。
この製品の最新情報や既知の問題は、ドキュメントライブラリ (http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=E36784) に含まれています。
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