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Oracle® Server X5-2 プロダクトノート Release 1.9

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更新: 2017 年 4 月
 
 

システムのリブート後に、ネットワークポート名とオンボードの NIC ポート名が正確でなくなる

バグ ID 22849478

問題:

Oracle System Assistant を使用した Oracle Linux 7.x または Red Hat Enterprise Linux 7.x のインストール時に、ネットワークポート名が Legacy の命名ポリシーに従って「ethX」となります。サーバーが 1 枚から 4 枚までの Sun Quad Port GbE PCIe 2.0 Low Profile アダプタ UTP カード (7100477) で構成されている場合、システムのリブート後にそのカードのポート名とオンボード NIC のポート名が不正確になる可能性があります。たとえば、最初のブート時にオンボード NIC0 の名前が「eth0」で、Low Profile アダプタ UTP カード port0 の名前が「eth8」の場合、数回のリブート後に、オンボード NIC0 の名前が「eth8」になり、Low Profile アダプタ UTP カード port0 の名前が「eth0」になる可能性があります。さらにリブートを繰り返すと、名前が再度変わる可能性があります。ほかのオンボード NIC と Low Profile アダプタ UTP カードのポートでも同様の問題が発生することがあります。

影響を受けるソフトウェア:

  • Oracle Linux 7.x

  • Red Hat Enterprise Linux 7.x

  • プラットフォームソフトウェアリリース 1.5、1.6、1.7、1.8、および 1.9

回避方法:

一貫したネットワークデバイス命名ポリシーを有効にしておくために、カーネルパラメータを net.ifnames=0 から net.ifnames=1 に変更します。使用している Legacy BIOS モードまたは UEFI モードに従ったカーネルパラメータでこれを実行します。

  • Legacy BIOS モードの場合は、/boot/grub2/grub.cfg 内のカーネルパラメータを変更します

  • UEFI モードの場合は、/boot/efi/EFI/redhat/grub.cfg 内のカーネルパラメータを変更します

この変更を行うと、ネットワークの命名が一貫したネットワークデバイス命名ポリシーに従うようになり、問題が解決します。