バグ ID 15795941
問題:
Desktop Package を含む Oracle Solaris 11.2 または 11.3 を実行中のサーバーの場合、次の Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 電源切断オプションを実行してもサーバーの電源が切断されません。
Oracle ILOM の Web インタフェースからサーバーの正常なシャットダウンを実行するとき。
Oracle ILOM コマンド行インタフェース (CLI) から stop /System コマンドを使用してサーバーを正常にシャットダウンするとき。
その他の電源切断オプションは正常に機能します。
影響を受けるソフトウェア:
Oracle Solaris 11.2 および 11.3
プラットフォームソフトウェアリリース 1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、および 1.9
回避方法:
サーバーの電源切断に Oracle ILOM の CLI または Web インタフェースのどちらを使用するかに応じて、Oracle Solaris を実行中のサーバーで次のいずれかの回避方法を実行してください。
電源切断に Oracle ILOM CLI を使用するには、まず、Oracle Solaris を実行中のサーバーで次のことを実行します。
/usr/share/dbus-1/services/gnome-power-manager.service で、--verbose を Exec=/usr/bin/gnome-power-manager の行に追加します
編集した行は次のようになります。
Exec=/usr/bin/gnome-power-manager --verbose
電源切断に Oracle ILOM の Web インタフェースを使用するには、まず、Oracle Solaris を実行中のサーバーで次のことを実行します。
GNOME パネルのメニューリストから「システム」 -> 「設定」 -> 「スタートアップアプリケーション」を選択します。
「Power Manager」->「Edit」を選択します。
次の行に --verbose を追加します: gnome-power-manager。
編集した行は次のようになります。
gnome-power-manager --verbose