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Oracle® Server X5-2 プロダクトノート Release 1.9

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更新: 2017 年 4 月
 
 

ホストの電源切断を防止するにはバックパネルの USB ポートを使用する

Oracle Server X5-2 は USB 2.0 に準拠しており、フロントパネルとバックパネルの USB ポートはどちらも USB 2.0 仕様のすべての要件を満たしています。USB 給電式の外付け HDD のほとんどは、消費電流 500mA 以下という USB 2.0 仕様を満たしていません。サーバーの前面と背面では USB ポートのレイアウトと電気特性が異なり、前面のポートは 500mA を超える仕様外の負荷の影響を受けやすくなっています。

USB 2.0 仕様の 500mA より消費電流の多い USB 給電式の外付けハードディスクドライブ (HDD) を前面の USB ポートに接続すると、OverCurrent 障害状態が原因でホストの電源が切断されます。

ホストの電源切断を防止するには、AC 給電式の USB エンクロージャーを使用して、フラッシュドライブ、半導体ドライブ (SSD)、またはハードディスクドライブ (HDD) を任意の USB ポートに取り付けます。あるいは、USB 給電式の外付けデバイスと前面ポートの間にインラインバス給電式のハブを使用して、静電容量を増やし、ホストで発生する電流スパイクを抑制します。これにより、前面の USB ポートでもデバイスを使用できます。