拡張アカウンティングサブシステムは、システム上で実行されている作業負荷によるリソース消費をモニターします。拡張アカウンティングは、作業負荷タスクおよびプロセスのアカウンティングレコードを生成します。
拡張アカウンティングの概要および拡張アカウンティングを管理する手順の例については、Oracle Solaris 11.3 でのリソースの管理 の 第 4 章, 拡張アカウンティングについておよびOracle Solaris 11.3 でのリソースの管理 の 第 5 章, 拡張アカウンティングの管理のタスクを参照してください。
拡張アカウンティングのフレームワークはゾーンに対して拡張されました。各ゾーンには、タスクおよびプロセスをベースとしたアカウンティング用に独自の拡張アカウンティングファイルが含まれています。大域ゾーン内の拡張アカウンティングファイルには、大域ゾーンおよびすべての非大域ゾーンのアカウンティングレコードが含まれています。アカウンティングレコードには、大域ゾーンの管理者が大域ゾーン内のアカウンティングファイルからゾーンごとのアカウンティングデータを抽出する際に使用できるゾーン名タグが含まれています。