Oracle Solaris カーネルゾーン機能は、ゾーン内の完全なカーネルおよびユーザー環境を提供します。さらに、カーネルゾーンはホストシステムとゾーンの間でカーネルの分離を強化します。ブランド名は solaris-kz です。カーネルゾーンは既存のツールを使用して管理されます。大域ゾーンにインストールされているパッケージに制限されることなく、カーネルバージョンを含め、ゾーンのインストール済みパッケージを完全に更新および変更できます。カーネルゾーン内で solaris ゾーンを実行して、階層 (ネストされた) ゾーンを生成できます。カーネルゾーンでは一時停止および再開がサポートされます。Oracle Solaris カーネルゾーンは、SRU (Support Repository Update)、またはホストシステムのものとは異なるカーネルバージョンを実行できます。
Oracle Solaris カーネルゾーンの詳細は、Oracle Solaris カーネルゾーンの作成と使用およびOracle Solaris ゾーン構成リソース の 第 1 章, 非大域ゾーンの構成を参照してください。