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リソース管理および Oracle® Solaris ゾーン開発者ガイド

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更新: 2016 年 11 月
 
 

ゾーンのファイルシステムアクティビティーのモニタリング

fsstat ユーティリティーを使用して、非大域ゾーンのファイル操作の統計情報を報告できます。

大域ゾーンでは、システム上のすべてのゾーンの kstat を表示できます。非大域ゾーンでは、ユーティリティーが実行されているゾーンに関連付けられた kstats のみが表示されます。非大域ゾーンでは、ほかのゾーンのファイルシステムアクティビティーをモニターできません。

–z オプションは、ゾーン別のファイルシステムアクティビティーを報告するときに使用します。複数の –z オプションを使用して、選択したゾーンのアクティビティーをモニターできます。このオプションは、fstypes ではなく mountpoints のみをモニターする場合に使用しても効果はありません。

–Z オプションは、システム上のすべてのゾーンのファイルシステムアクティビティーを報告するときに使用します。このオプションは、–z オプションとともに使用しても効果はありません。このオプションは、fstypes ではなく mountpoints のみをモニターする場合に使用しても効果はありません。

–A オプションは、指定した fstypes のファイルシステムアクティビティーのすべてのゾーンにわたる集計を報告するときに使用します。これは、–z または –Z オプションがどちらも使用されなかった場合のデフォルトの動作です。–A オプションは、fstypes ではなく mountpoints のみをモニターする場合に使用しても効果はありません。

–A オプションを –z または –Z オプションとともに使用すると、指定した fstypes のすべてのゾーンにわたる集計が別個の行に表示されます。このオプションは、fstypes ではなく mountpoints のみをモニターする場合に使用しても効果はありません。

詳細は、fsstat(1M) のマニュアルページを参照してください。