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SPARC T7 シリーズサーバー管理ガイド

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更新: 2016 年 9 月
 
 

クールダウンモードを指定する

一部のサーバーはホストクールダウンモードをサポートしていますが、すべてではありません。HOST_COOLDOWN プロパティーを enabled に設定すると、ホストの電源が切れたときにサーバーはクールダウンモードになります。クールダウンモードでは、Oracle ILOM に対して特定のコンポーネントをモニターし、それらが確実に最低温度以下となるように指示することにより、ユーザーが内部コンポーネントにアクセスしたときに危害が発生しないようにします。

コンポーネントがしきい値以下の温度になると、サーバーの電源が切られ、カバーのインターロックスイッチを解放できるようになります。モニター中の温度がしきい値に達するまでに 4 分以上かかると、ホストの電源が切られます。

  • Oracle ILOM プロンプトで、次のように入力します。
    -> set /SP/policy HOST_COOLDOWN=value
    

    value は、次にできます。

    • enabled – サーバーは電源の切断前に、特定のコンポーネントを冷却します。

    • disabled – 電源の切断中にコンポーネントの温度はモニターされません。

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