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SPARC T7 シリーズサーバー管理ガイド

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更新: 2016 年 9 月
 
 

さまざまな状況で OpenBoot プロンプトを表示する

この手順では、OpenBoot プロンプトにアクセスするいくつかの方法を、OS のもっとも正常なシャットダウンを実行する方法から優先順に説明します。正常なシャットダウンを実行して OpenBoot プロンプトにアクセスするその他の方法は、OpenBoot プロンプトの表示でも説明します。

この手順では、デフォルトのシステムコンソール構成を前提としています。使用する方法は、OpenBoot プロンプトの表示を試みる時点の OS の状態によって異なります。


Caution

注意  - 可能な場合は、OS の正常なシャットダウンを実行して、OpenBoot プロンプトを表示します。それ以外の方法を使用すると、サーバーの状態データが失われる場合があります。


  1. ホストプロンプトで OS をシャットダウンします。

    シェルまたはコマンドツールウィンドウから、適切な OS コマンド (shutdowninit 0 など) を入力します。

    OS のシャットダウンの詳細については、次を参照してください。

  2. Oracle ILOM プロンプトで、次のように入力します。
    -> set /HOST/bootmode script="setenv auto-boot? false"

    この設定では、OS が自動的にブートする代わりに、OpenBoot プロンプトが表示されます。この変更は 1 回のリセットにかぎり適用され、ホストの電源がリセットされない場合は 10 分で期限切れになります。

  3. 次のように入力します。
    -> stop /System

    OpenBoot プロンプト (ok) が表示されます。

    OS が反応せず OpenBoot プロンプトにアクセスできなかった場合は、この手順内の次の手順に進みます。

  4. Oracle ILOM プロンプトで、次のように入力します。
    -> set /HOST send_break_action=break
    -> start /HOST/console

    これで OpenBoot プロンプトが表示されているはずです。サーバーがまだ反応していない場合は、次の手順を実行します。

  5. 次のコマンドを入力してから 10 分経過した場合は、もう一度入力します。次のように入力します。
    -> set /HOST/bootmode script="setenv auto-boot? false"
  6. 次のように入力します。
    -> reset /System
    -> start /HOST/console

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