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SPARC T7 シリーズサーバー管理ガイド

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更新: 2016 年 9 月
 
 

ハードウェア RAID ボリュームを作成する

  1. 新しい RAID ボリュームを処理するコントローラを選択します。

    RAID ハードウェアボリュームの作成の準備をする (FCode ベースの RAID ユーティリティー)を参照してください。この時点で、OpenBoot プロンプトを表示し、オンボードディスクコントローラを選択しておきます。

  2. 選択したコントローラの物理ドライブを一覧表示します。

    RAID で使用する各ディスクのターゲット名をメモします。この例では、ターゲットに 9ab、および c という名前が付けられています。

    ok show-children
    ...
    Target 9
      Unit 0   Disk   HITACHI  H109060SESUN600G A690    1172123568 Blocks, 600 GB
      SASDeviceName 5000cca0566c32b4  SASAddress 5000cca0566c32b5  PhyNum 0
    Target a
      Unit 0   Disk   HITACHI  H109060SESUN600G A690    1172123568 Blocks, 600 GB
      SASDeviceName 5000cca0566cfac4  SASAddress 5000cca0566cfac5  PhyNum 1 
    ok
  3. 次のコマンドのいずれかを入力して、複数の物理ディスクから論理ドライブを作成します。
    • create-raid0-volume

    • create-raid1-volume

    • create-raid1e-volume

    • create-raid10-volume

    たとえば、ターゲットを 9 と a にして RAID 0 ボリュームを作成するには、最初にターゲットを入力してからコマンド名を入力します。

    ok 9 a create-raid0-volume
    

    3 つのターゲット (a、b、および c) で RAID 1e ボリュームを作成するには、次を入力します。

    ok a b c create-raid1e-volume
    

    4 つのターゲット (9、a、b、および c) で RAID 10 ボリュームを作成するには、次を入力します。

    ok 9 a b c create-raid10-volume
    
  4. RAID ボリュームの作成を確認します。
    ok show-volumes
    
  5. (オプション) 現在のコントローラで処理される 2 番目の RAID ボリュームを作成します。

    このためには、Step 3 で説明したもう 1 つのコマンドを入力します。

  6. コントローラの選択を解除します。
    ok unselect-dev
    

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