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記入票テンプレートの作成

記入票テンプレートを作成するには、記入票テンプレート定義 (EP_TMPL_DEFN) コンポーネントを使用します。

このトピックでは、記入票テンプレート設定の概要、事前設定、および記入票テンプレートの作成方法について説明します。

ページ名

定義名

用途

テンプレート定義 - 一般ページ

EP_TMPL_DEFN1

記入票テンプレートの基本情報を定義します。このページで指定する情報により、このコンポーネントの他のページで指定できるセクションが変わります。

テンプレート定義 - 処理ページ

EP_TMPL_DEFN2

記入票の処理を定義します。このページで指定した情報により、従業員、管理者、およびその他の評価者が評価プロセスの各ステップで実行できる機能が決まります。

テンプレート定義 - タブ ページ

EP_TAB_DTL

パフォーマンス記入票をタブ形式で表示するように構成する場合は、使用するタブ ラベルと表示順序を定義します。

テンプレート定義 - 構成ページ

EP_TMPL_DEFN3

記入票の構成の定義、適切なセクションのテンプレートへの追加、セクションのデフォルトの設定上書きの定義、および各ロールが記入票のセクションでどのように機能するかの定義を実行します。

テンプレート定義 - コンテンツ ページ

EP_TMPL_DEFN4

セクションに評価要素を追加します。

プロファイルからのコンテンツのロード ページ

EP_TMPL_DEFN5

プロファイルからコンテンツをロードします。プロファイルを使用してセクションに評価要素をロードできます。

テンプレート定義のコピー ページ

EP_CLONE_TMPL

テンプレートをコピーします。

記入票テンプレートは、以下のページを使用して定義します。

  • 一般

  • 処理

  • タブ

  • 構成

  • コンテンツ

一般ページ

一般ページで処理オプションを定義します。また、ビジネス プロセスのステップも有効にできるようになります。ロールを使用して、パフォーマンス記入票またはキャリア開発記入票のプロセスを評価する従業員のタイプを定義できます。また、このテンプレートを使用した記入票がシステムで公認対象として認識されるように指定することもできます。

[公認対象] をオンにすると、このテンプレートを基に作成された管理者記入票の総合評価を使用して給与計画の情報が更新されます。

[評価要素の定義] をオンにすると、ビジネス プロセスの評価要素の定義ステップが有効になります。これは評価で最初に完了するステップとして表示されます。また、このステップに対して記入票も作成されます。この記入票を使用すると、管理者または従業員、あるいはその両者が評価要素の定義ステップを更新し、必要に応じて項目を追加することができます。

[進捗追跡] をオンにすると、ビジネス プロセスで複数のステップが有効になります。処理ページの設定に応じて、1 つ以上のチェックポイント <番号> ステップ、および評価要素の確定ステップが左側のステップとタスク ページレットに表示されます。管理者と従業員が項目に対してコメントを入力し、互いにコメントを共有する、対応する記入票が作成されます。管理者はチェックポイント (従業員の進捗で共有されている話し合い) を完了し、進捗のコピーを保存することもできます。

[評価者の指名] をオンにすると、ビジネス プロセスでステップの別のグループが有効になります。評価者の指名および評価者評価の確認が、ステップとタスク ページレットでステップとして表示されます。また、評価者の指名を受諾した各評価者に対して対応する記入票が作成されます。

このページでは、記入票を作成したときに表示される各種記入票期日を決定する方法も指定します。

全てのビジネス プロセスが有効な場合、対応するステップがこの順序で表示されます。

  1. 評価要素の定義

  2. チェックポイント <1–11>

  3. 評価要素の確定

  4. 評価者の指名

  5. 評価者評価の確認

  6. 自己評価の入力 (または確認)

  7. 管理者評価の入力 (または確認)

テンプレート定義 - 一般ページ」を参照してください。

処理ページ

処理ページには、一般ページで指定された内容に基づいた、記入票の入力に必要な処理が表示されます。各プロセスに対して実行できるロールのアクションを選択します。以下についても指定します。

  • 個人が入力した評価のロールが匿名かどうか。

  • 管理者記入票の承認ルール。

  • 記入票全体の処理ルール。

  • 各ステップの期日。

テンプレート定義 - 処理ページ」を参照してください。

タブ ページ

記入票をタブ形式で表示する場合は、記入票の表示に使用するタブをタブ ページで設定します。記入票の各タブには、構成ページで定義された 1 つ以上のセクションが含まれます。たとえば、[目標] セクションのある [目標] タブ、および [コア コンピテンシー] セクションと [職務コンピテンシー] セクションのある [コンピテンシー] タブを表示するようテンプレートを設定できます。

テンプレート定義 - タブ ページ」を参照してください。

構成ページ

構成ページでは、記入票に含まれるセクションを定義します。記入票に含めるセクションを 1 つまたは複数選択します。セクションの定義は記入票テンプレートにコピーされます。セクション定義が記入票テンプレートにコピーされた後、セクションの設定は全て上書きすることができます。

記入票に含めた各セクションでは、(書式が一般ページで有効な場合は) セクションをリストするタブを選択し、そのセクションを評価要素の定義と進捗追跡の記入票に含めるかどうかを指定します。

記入票ロールがそのセクションとやりとりする方法、そのロールが実行できるアクション、管理者と従業員に表示されるコンテンツ、および管理者と従業員が評価とコメントに入力できるコメント ツールを設定できます。

評価が必要な複数のセクションを追加できます。これらのセクションには、プロファイル管理ビジネス プロセスで定義された目標セクションやコンピテンシー セクションなどの任意のコンテンツ タイプを指定できます。プロファイル管理ビジネス プロセスで作成された非個人プロファイルからコンテンツを取り込むようにセクションを定義することもできます。

セクションごとに異なる計算方法を設定できます。異なる計算方法を持つ複数のセクションを追加することができるため、次の表に、総合評価セクションで選択した計算方法によって、記入票の他のセクションで使用できる計算方法はどれになるのか、また、その計算方法でセクションの加重が認められるかどうかを示します。

総合評価セクションの計算方法

その他のセクションで使用可能な計算方法

セクション加重計算を適用できるか

評価レベルの計算

平均

平均

はい

項目の評価レベルは、ユーザーが入力します。サブ項目がある場合は、サブ項目の評価レベルの平均値が自動的に計算され、その項目の評価レベルになります。

総合評価以外のセクションの評価レベルを算出する場合、評価対象の項目があるかどうかが確認されます。評価対象の項目がない場合は、ユーザーがセクションの評価レベルを入力します。評価対象の項目がある場合は、加重対象の項目があるかどうかが判断されます。

加重対象の項目がある場合は、セクションに含まれる全ての項目の評価レベルの加重平均値として、評価レベルが算出されます。その際、個々の項目の加重係数が参照されます。評価対象外、あるいは評価対象ではあっても加重対象外の項目は除外されます。

加重対象の項目がない場合は、全ての評価対象項目の単純平均が計算されます。評価対象外の項目は除外されます。

総合評価レベルを算出する場合、評価対象となる他のセクションがあるかどうかがチェックされます。他の評価対象セクションがない場合は、ユーザーがセクションの評価レベルを入力します。

評価対象セクションがある場合は、セクションが加重対象かどうかが判断されます。加重対象のセクションがある場合は、記入票に含まれる全てのセクションの評価レベルの加重平均値として、評価レベルが算出されます。その際、個々のセクションの加重係数が参照されます。評価対象外、あるいは評価対象ではあっても加重対象外の項目は除外されます。

加重対象のセクションがない場合は、全ての評価対象項目の単純平均が計算されます。

合計

平均および合計

対象のセクションについて、評価レベル値とは別に点数も定義する必要があります。セクションの評価レベルが点数に換算され、総合評価レベルが算出されます。

いいえ

セクションの評価レベルを算出する場合、総合評価セクション以外のセクションでは、セクションの各項目の評価レベルとそれに相当する点数が確認されます。点数が定義されている項目のみが計算対象になります。それらの点数が合計され、セクションの合計点数が算出されます。

総合評価レベルを算出する場合、他のセクションの計算方法が確認されます。

平均計算方法を使用してセクションの評価レベルを算出する場合、セクションに関連付けられている評価モデルを使用して、セクションの評価レベルがそれに相当する点数に換算されます。

合計計算方法を使用してセクションの評価レベルを算出する場合、セクションの合計点数がそのままセクションの点数として使用されます。各セクションの点数が合計され、総合評価セクションに関連付けられた評価モデルの開始点数および終了点数を基に、各セクションの合計点数が記入票の評価レベルに換算されます。

評価ランク

平均および合計

対象のセクションについて、評価レベル値とは別に点数も定義する必要があります。セクションの評価レベルが点数に換算され、総合評価レベルが算出されます。

いいえ

評価ランクは総合評価セクションにのみ使用できます。この計算方法を使用するには、総合評価セクションに関連付けられた評価モデルで評価ランク適用が指定され、点数とその範囲 (開始点数と終了点数) が定義されている必要があります。計算の際はその点数が使用され、次の手順で計算されます。

  1. 合計計算方法と同じ手順で総合評価の点数が計算されます。

  2. 評価モデル ページで定義したルールに従って、総合評価の点数がそれに相当する評価ランクに換算されます。

セクションの定義」、「テンプレート定義 - 構成ページ」を参照してください。

コンテンツ ページ

コンテンツ ページでは、従業員を評価する特定の職務属性またはコンテンツ アイテムを定義します。コンテンツ ページで有効なセクションは、構成ページで選択されたセクションだけです。

コンテンツ ページの評価要素は、以下の 3 つのソースから取り込まれます。

  • コンテンツ カタログ

    コンテンツ アイテム詳細 (JPM_CAT_ITEMS) テーブルの項目とサブ項目です。[コンテンツ タイプ] フィールドがプロファイルからのコンテンツのロード (EP_TMPL_DEFN5) ページに追加され、検索が絞り込まれます。

    注: コード化された独自の評価要素カテゴリを定義することができます。この定義を行うには、アプリケーション デザイナを使用して、新しい評価要素タイプの項目を格納するテーブルを作成します。テーブルを作成したら、記入票テンプレートおよび評価のプロンプト テーブルとして参照します。定義するテーブルには、EP_ITEM_ID (キー)、EP_TITLE、EFFDT (オプションのキー)、EFF_STATUS (オプション)、EP_DESCR254 (オプション) の各フィールドを含めます。

  • テキスト入力項目

    テキスト入力項目は、EP_APPR_ITEM、EP_APPR_B_ITEM、EP_TMPL_ITEM テーブルに保存されない評価要素です。テキスト入力項目によって、従業員個人または小グループの従業員に対する評価を微調整できます。記入票の作成に使用するテンプレートに、テキスト入力形式の評価要素を追加することができます。また、管理者または従業員 (あるいはその両方) の労働者タイプによって、記入票の作成後にテキスト入力形式の評価項目を追加できるようにすることもできます。

  • 非個人プロファイルからのダウンロード。

    項目とサブ項目は、プロファイル管理ビジネス プロセスで定義された非個人プロファイルから追加できます。指定されたプロファイル タイプを使用してコンテンツが特定され、テンプレート定義 - コンテンツ ページに自動的に追加されます。

テンプレート定義 - コンテンツ ページで定義した評価要素は、指定されたテンプレートを使用して作成される記入票に自動的に取り込まれます。

テンプレート定義 - コンテンツ ページ」を参照してください。

記入票テンプレートを作成する前に、以下のタスクを完了しておく必要があります。

  • コンテンツ カタログの設定。

  • (省略可) 任務プロファイルの定義。

  • 評価モデルの設定。

  • 記入票タイプの定義。

  • 記入票ロールの定義。

  • (省略可) パフォーマンス カレンダーの定義。

  • セクション定義の作成。

  • (JPN) 考課 ID の作成。

注: 記入票タイプなしのテンプレートは作成できません。また、テンプレートでは、管理者ロールのあるセクションが 1 つ以上選択されている必要があります。

PeopleSoft Human Resources Manage Profiles』「Understanding the Content Catalog[英語版] を参照してください。

PeopleSoft Human Resources Manage Profiles』「Understanding Profile Comparisons[英語版] を参照してください。

記入票タイプの定義」を参照してください。

ロールの定義」を参照してください。

パフォーマンス カレンダーの定義」を参照してください。

テンプレート定義 - 一般ページ (EP_TMPL_DEFN1) を使用して一般のテンプレート情報を定義します。

このページで指定する情報により、このコンポーネントの他のページで指定できるセクションが変わります。

画像: テンプレート定義 - 一般ページ

次の例では、テンプレート定義 - 一般ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

テンプレート定義 - 一般ページ

フィールドまたはコントロール

定義

名称

記入票テンプレートの名称を入力します。

この名称は、ユーザーがテンプレートから評価を作成するときに選択フィールドとして表示されます。このため、記入票タイプのそれぞれのテンプレートには、一意の名称が必要です。

表示タイプ

記入票の表示方法を選択します。値は次のとおりです。

ロング フォーマットのみ: (デフォルト値) 記入票は各セクションで 1 つの長い記入票として表示され、記入票の最後のセクションまで表示するには、スクロール ダウンする必要があります。

タブ フォーマットのみ: 記入票はタブとして各セクションに表示されます。

切替 - デフォルト ロング: 記入票はデフォルトでロング フォーマットで表示されますが、ロング フォーマットとタブ フォーマットの切替が可能です。

切替 - デフォルト タブ: 記入票はデフォルトでタブ フォーマットで表示されますが、ロング フォーマットとタブ フォーマットの切替が可能です。

注: 選択した表示タイプがロング フォーマットのみでない場合は、(ユーザーがタブ フォーマットで記入票の表示を選択したときに) タブ ページで使用するタブを定義し、構成ページで記入票の各セクションに対してタブ ラベルを指定する必要があります。

公認対象

このテンプレートを基に作成された管理者記入票の総合評価を指定して給与計画の情報を更新する場合にオンにします。

1 人の従業員に対して公認対象の記入票が複数存在する場合、これらのプロセスでは、最も新しい期間終了日が設定された記入票の結果が使用されます。記入票タイプ ページの設定が、このチェック ボックスのデフォルトの設定として表示されますが、この設定は変更することができます。

表現チェック使用

このチェック ボックスをオンにすると、有効な進捗追跡ビジネス プロセスなどにコメントを入力するとき、表現チェック ツールを使用できるようになります。ユーザーが記入票でボタンをクリックすると、コメントに含まれる不適切な表現がチェックされ、その結果を出力したテキスト ボックスが記入票に表示されます。

ページ タイトルの連結

選択すると、記入票ページ タイトルに、ステップとそのステップで実行するアクションの両方が表示されます。

たとえば、ユーザーが評価要素の定義ステップで、ページの評価要素を更新する場合、このオプションが選択されていると、ページ タイトルは評価要素の定義 - 更新になります。

このオプションが選択されていない場合、ページ タイトルは評価要素の定義になります。

ビジネス プロセス

このセクションでは、(管理者には自動的に設定され、従業員には構成可能な) 評価ステップの他に、このテンプレートを使用してパフォーマンス記入票を作成するときに生成される追加のビジネス プロセス ステップを定義します。ここで選択した各ステップでは、処理ページに該当するグループ ボックスが表示され、ステップの詳細を定義するデータを入力できます。

フィールドまたはコントロール

定義

評価要素の定義

ユーザーがパフォーマンス評価に目標やその他コンテンツを追加できる評価要素の定義ステップを有効にします。

このチェック ボックスをオンにすると、次の項目が表示されます。

  • 処理ページの [評価要素の定義ステップ] グループ ボックス。

  • 構成ページの[評価要素の定義 - ロール ルール] グリッド

  • パフォーマンス記入票の左側のナビゲーションにある評価要素の定義ステップ

進捗追跡

期間途中のチェック ポイントを作成し、評価要素を確定できる進捗追跡ステップを有効にします。

このチェック ボックスをオンにすると、次の項目が表示されます。

  • 処理ページの [進捗追跡ステップ] グループ ボックス。

  • 構成ページの[進捗追跡ステップ - ロール ルール] グリッド

  • パフォーマンス記入票の左側のナビゲーションにある 1 つ以上の [チェックポイント <#>] ステップ

期間途中のチェック ポイントと評価要素の確定をサポートします。

評価者の指名

360 度フィードバックの機能を提供する評価者の指名ステップを有効にします。

このチェック ボックスをオンにすると、[評価者の指名] グループ ボックスと [評価者フィードバックの確認] グループ ボックスが処理ページに表示されます。

テンプレート定義 - 処理ページ」および「テンプレート定義 - 構成ページ」を参照して、このセクションで有効にされるビジネス プロセスを構成します。

記入票期日方式

このセクションでは、パフォーマンス処理の各種ステップの期日を決定する方法を選択します。パフォーマンス カレンダー方式を使用するには、各パフォーマンス期間にパフォーマンス カレンダーがあり、使用するカレンダー ID とカレンダー期間 ID を指定しておく必要があります。選択したカレンダー ID とカレンダー期間 ID を使用して、記入票の構成 - 一般および処理ページの期日フィールドに期日が表示されます。テンプレート設定方式を選択した場合は、記入票の構成 - 一般および処理ページの期日に対して、期間終了日の前後の日数を入力する必要があります。

フィールドまたはコントロール

定義

期日方式

記入票期日の計算方法を選択します。値は次のとおりです。

パフォーマンス カレンダー: 定義されているパフォーマンス カレンダーを使用して、記入票を作成したときに表示される期日を決定します。このオプションを選択する前に、パフォーマンス カレンダーが定義済みであることを確認します。

テンプレート設定: ロールで指定されている [提出期限日数] フィールドと [期間タイプ] フィールドを使用して、記入票を作成したときに表示される期日を決定します。

[カレンダー ID] および [カレンダー期間 ID]

パフォーマンス カレンダーが期日の計算方式として選択されている場合は、カレンダーの ID とカレンダー期間を入力します。

カレンダー期間 ID が指定されている場合は、このページの [評価] グリッドにある [カレンダー期間期日] フィールドに、可能性のある期日、および処理ページに表示される期日が入力されます。

パフォーマンス カレンダーの定義」を参照してください。

評価 - 評価者

フィールドまたはコントロール

定義

ロール

この記入票テンプレートを基に作成される記入票で評価者として機能できるロールを 1 つ以上指定します。

管理者ロールおよび従業員ロールは、常にこのリストに表示されます。ロール ページで定義したロールを追加して指定することもできます。

評価

このチェック ボックスをオンにすると、ロールの評価を作成できるようになります。たとえば、この従業員ロールでこのオプションが有効な場合、ステップとタスク ページレットで自己評価のステップが使用可能になります。管理者評価はセントラル リポジトリとして使用され、そこで確認のための入力や挿入されたコメントは全て取得され、追跡されるため、管理者ロールのチェック ボックスは常にオンになっており、変更できません。つまり、管理者評価は全ての確認の必須ステップです。

記入票ダウンロード可

該当するロールのユーザーが、記入票をローカルにダウンロードし、オフラインで編集できるようにします。

この記入票テンプレートから記入票を作成する場合、その記入票でユーザーが記入票をリッチ テキスト形式 (RTF) で表示し、ダウンロードするアイコンが使用可能になります。

カレンダー期間期日

[記入票期日方式] グループ ボックスに入力したカレンダー情報を使用して計算された、ロール別の評価期日を表示します。

このフィールドは、[期日方式] フィールドでパフォーマンス カレンダーが選択されている場合に表示されます。

提出期限日数

記入期間終了日前または記入期間終了日後の日数を入力して、提出期限日を指定します。このフィールドは、[期日方式] フィールドでテンプレート設定が選択されている場合に表示されます。

全ての記入票に、記入期間開始日と記入期間終了日で定義された特定の期間が設定されます。これらの日付は、記入票の作成時に定義されます。

記入票期日は、従業員評価状況ページレットに表示されます。この期日は、(PeopleSoft Applications Portal がある場合に) 管理者が保留中のパフォーマンス記入票をモニターできます。

この日付は、記入期日遅延者一覧 (EP_LATE_APPR) レポートの出力およびサマリ データ作成プロセス (EP_RPT_SNAP) の実行でも使用されます。

期日を変更するには、管理者または人事部門担当者が従業員評価に進み、記入票の下部にある [期日の変更] ボタンを選択する必要があります。記入票が処理中になり、期日が変更されます。また、管理者が自身の記入票の期日を変更することはできません。人事部門担当者のみ実行できます。

期間タイプ

以下のいずれかの値を選択して、入力した日数を適用する期間を指定します。

  • 記入期間終了日前

  • 記入期間終了日後

このフィールドは、[期日方式] フィールドでテンプレート設定が選択されている場合に表示されます。

注: [提出期限日数] フィールドに 0 を入力すると、このフィールドは空白のままになります。

評価 - 評価記入票ヘッダー

[評価記入票ヘッダー] フィールドが選択されると、対応するロールの評価記入票の従業員データ セクションに情報が表示されます。

フィールドまたはコントロール

定義

従業員 ID

このチェック ボックスをオンにすると、記入票ヘッダーに従業員 ID を表示できるようになります。

ステップ

このチェック ボックスをオンにすると、記入票ヘッダーに従業員のステップ ID と説明を表示できるようになります。給与プラン ページでこのフィールドの値を特定します。

等級

このチェック ボックスをオンにすると、記入票ヘッダーに従業員の等級 ID と説明を表示できるようになります。給与プラン ページでこのフィールドの値を特定します。

部門 ID

このチェック ボックスをオンにすると、記入票ヘッダーに従業員の部門番号と説明を表示できるようになります。職務データ コンポーネントの勤務地ページでこのフィールドの値を特定します。

勤務地

このチェック ボックスをオンにすると、記入票ヘッダーに従業員の勤務地 ID と名称を表示できるようになります。職務データ コンポーネントの勤務地ページでこのフィールドの値を特定します。

勤続年数

このチェック ボックスをオンにすると、記入票ヘッダーに従業員の勤続年数を示す [勤続年数] フィールドを表示できるようになります。このページで勤続年数を算出するには、現在のシステム日付または期間終了日が使用されます。

注: 考課期間またはサービス期間の終了後にこの記入票にアクセス、または記入票を出力する場合、パフォーマンス期間の最終日に関連するサービスが反映されます。期間終了日前にこの記入票にアクセス、または記入票を出力する場合は、現在の日付の従業員のサービスが反映されます。

職務経過年数

このチェック ボックスをオンにすると、記入票ヘッダーに従業員のその職務での年数を示す [職務経過年数] フィールドを表示できるようになります。この値を算出するには、現在のシステム日付または期間終了日が使用されます。

注: 考課期間またはサービス期間の終了後にこの記入票にアクセス、または記入票を出力する場合、パフォーマンス期間の最終日に関連するサービスが反映されます。期間終了日前にこの記入票にアクセス、または記入票を出力する場合は、現在の日付の従業員のサービスが反映されます。

評価履歴

このチェック ボックスをオンにすると、記入票ヘッダーに評価履歴ページにアクセスするリンクを表示できるようになります。評価履歴ページには、テンプレートにある記入票タイプの従業員の全ての過去の総合評点が表示されます。

注: [ステップ]、[等級]、[部門 ID]、および [勤務地] フィールドは、記入票を作成した職務コードの職務テーブルから取り込まれます。記入票にある期間終了日以前の有効日が最大の職務レコードが選択されます。

テンプレート定義 - 処理ページ (EP_TMPL_DEFN2) を使用して記入票の処理を定義します。

このページで指定した情報により、従業員、管理者、およびその他の評価者が評価プロセスの各ステップで実行できる機能が決まります。

画像: テンプレート定義 - 処理ページ (1/3)

次の例では、テンプレート定義 - 処理ページ (1/3) のフィールドおよびコントロールを説明します。

テンプレート定義 - 処理ページ (1/3)

画像: テンプレート定義 - 処理ページ (2/3)

次の例では、テンプレート定義 - 処理ページ (2/3) のフィールドおよびコントロールを説明します。

テンプレート定義 - 処理ページ (2/3)

画像: テンプレート定義 - 処理ページ (3/3)

次の例では、テンプレート定義 - 処理ページ (3/3) のフィールドおよびコントロールを説明します。

テンプレート定義 - 処理ページ (3/3)

注: ここに示すページはパフォーマンス記入票のものです。その他の記入票タイプのページのフィールドとセクションは表示が異なる場合があります。

評価要素の定義ステップ

このセクションのフィールドでは、記入票を更新し、記入することによって評価要素を設定します。このセクションは、一般ページで評価要素の定義ビジネス プロセスを選択すると表示されます。

フィールドまたはコントロール

定義

更新者

このテンプレートで作成した記入票で、評価要素を更新できるユーザー ロールを選択します。

承認者

このテンプレートで作成した記入票で、評価要素の定義ステップを完了できるユーザー ロールを選択します。

承認期限日数

承認期日までの記入期間終了日後または記入期間終了日前の日数を入力します。

このフィールドは、期日方式としてテンプレート設定が選択されている場合に表示されます。

承認期日

算出された承認期日が表示されます。このフィールドは、期日方式としてパフォーマンス カレンダーが選択されている場合に表示されます。

進捗追跡ステップ

このセクションを使用して、評価期間中に可能なチェックポイント評価の数を定義し、これらの評価を追加および更新できるユーザーのロールを指定します。また、このセクションでは、これらのステップを完了し、評価を開始できるユーザーのロールも指定します。このセクションは、一般ページで進捗追跡ビジネス プロセスを選択すると表示され、以下のサブ セクションも含まれます。

  • 期間途中のチェックポイント

  • 予定チェックポイント

  • 評価要素の確定

期間途中のチェックポイント

フィールドまたはコントロール

定義

更新者

この記入票のチェックポイント <#> ステップの評価要素を更新できるユーザー ロールを選択します。

チェックポイント数

記入票で予定するチェックポイントの数 (0 から 11) を入力します。

テンプレート定義 - 一般ページで期日方式がテンプレート設定に設定されている場合、このフィールドの入力が可能になります。期日方式がパフォーマンス カレンダーに設定されている場合、このフィールドにはカレンダーで定義されている期日に基づくチェックポイントの数が表示されます。

予定チェックポイント

指定したチェックポイントの数に応じて、同じ行数がこのグリッドに作成されます。

フィールドまたはコントロール

定義

[チェックポイント期日日数] および [チェックポイント期間基準]

チェックポイント期日までの記入期間終了日後または記入期間終了日前の日数を入力します。

これらのフィールドは、期日方式としてテンプレート設定が選択されている場合に表示されます。

チェックポイント期日

算出されたチェックポイント期日が表示されます。

このフィールドは、期日方式としてパフォーマンス カレンダーが選択されている場合に表示されます。

評価要素の確定

フィールドまたはコントロール

定義

実行者

記入票で評価要素の確定ステップを完了し、評価ステップを開始できるユーザー ロールを選択します。

コメントを評価にコピー

選択すると、評価要素の確定ステップから従業員および管理者評価に最新のコメントがコピーされます。従業員が入力したコメントだけが従業員自己評価にコピーされ、管理者が入力したコメントだけが管理者評価にコピーされます。

最終期日日数

評価要素の完了の期日までの記入期間終了日後または記入期間終了日前の日数を入力します。

これらのフィールドは、期日方式としてテンプレート設定が選択されている場合に表示されます。

最終期日

算出された評価要素の完了期日が表示されます。

このフィールドは、期日方式としてパフォーマンス カレンダーが選択されている場合に表示されます。

評価者の指名

このセクションのフィールドでは、評価者を更新および送信できるユーザーを設定します。

フィールドまたはコントロール

定義

追加者

評価者の名前を追加できるユーザー ロールを選択します。

送信者

評価を実行する被指名者の氏名を送信できるユーザー ロールを選択します。

追跡者

指名プロセスを追跡できるユーザー ロールを選択します。

指名期限日数

評価者指名の期日までの記入期間終了日後または記入期間終了日前の日数を入力します。

カレンダー期日

算出された指名期限が表示されます。

このフィールドは、期日方式としてパフォーマンス カレンダーが選択されている場合に表示されます。

[指名ロール ルール] グループ ボックスでは、必要な評価者 ([その他] および [同僚]) の最少人数と最大人数を入力できます。また、[匿名 - 従業員] および [匿名 - 管理者] チェック ボックスを使用して、評価者を指名する管理者または従業員の氏名を評価者 ([その他] および [同僚]) に対して匿名にするかどうかを指定します。

このセクションは、テンプレート定義 - 一般ページで評価者の指名ビジネス プロセスを選択すると表示されます。

評価者評価の確認

このセクションのフィールドでは、評価者にアクセス、および評価者を表示できるユーザーを設定します。このセクションは、テンプレート定義 - 一般ページで評価者の指名ビジネス プロセスを選択すると表示されます。

フィールドまたはコントロール

定義

評価追跡

選択すると、管理者、従業員、または両方のロールが評価者評価モーダル ページで評価を実行するユーザーの氏名を表示できるようになります。

評価の表示

選択すると、管理者、従業員、または両方のロールが評価者評価モーダル ページで評価者の評価をドリルダウンできるようになります。

このオプションを選択する場合、[評価追跡] オプションも選択しておく必要があります。

匿名

[匿名] グループ ボックスでは、評価を確認する評価者 ([その他] および [同僚]) を従業員または管理者、あるいはその両方に対して匿名にするかどうかを指定できます。

フィールドまたはコントロール

定義

[匿名 - 従業員] および [匿名 - 管理者]

選択すると、従業員、管理者またはその両方から、対応するロールの評価者の氏名が非表示になります。評価者の氏名は <ロール名><連番> のフォーマットでマスクします。

たとえば、同僚ロールの全ての評価者の氏名を従業員に対して非表示にするため [匿名 - 従業員] フィールドを選択した場合、従業員が次を実行するときに評価者の氏名が Peer1Peer2 のように表示されます。

  • ステップとタスク ページレットが有効な場合、リンクを使用して評価者の指名を追跡します。

  • ステップとタスク ページレットが有効な場合、リンクを使用して評価者評価を確認します。

同様に、同僚ロールに対して [匿名 - 管理者] オプションが有効な場合、管理者がステップとタスク ページレットのリンクを使用して評価者の指名を追跡し、管理者評価を確認するとき、および管理者記入票に表示されるセクション レベル、項目レベル、サブ項目レベルの評価者フィードバックを確認するときと同じ方法で評価者の氏名が表示されます。

MG 記入票に名前を表示

このチェック ボックスをオンにすると、評価者の氏名と職務名を管理者記入票のヘッダー領域の下にある [他の評価者] の折りたたみ可セクションに表示できるようになります。ロールの [匿名 - 管理者] チェック ボックスをオフにした場合のみ、このチェック ボックスが使用可能になります。ロールが管理者に対して匿名の場合、管理者記入票に氏名が表示されません。

管理者評価

フィールドまたはコントロール

定義

承認形態

評価が完了するまでの順序を選択します。

このフィールドでは、従業員と一緒に記入票を確認する評価面接を行うかどうか、また、記入票の正式な承認をこの評価面接の前または後のいずれで行うかを指定します。また、管理者が [承認者に送信][完了][従業員と共有]、および [受諾のリクエスト] などのアクションをいつ選択できるかが制御されます。

オプションは、次のとおりです。

  • 評価面接後に承認 - 3 ステップ

  • 評価面接後に承認 - 4 ステップ: 管理者と従業員による評価面接で完了済みの記入票を確認した後で、記入票の承認を行う場合は、このオプションを選択します。

  • 評価面接前に承認 - 3 ステップ

  • 評価面接前に承認 - 5 ステップ: 管理者と従業員による評価面接で完了済みの記入票を確認する前に、記入票を承認しておく必要がある場合は、このオプションを選択します。

  • 承認あり、評価面接なし: 承認は必要だが、管理者と従業員による評価面接で完了済みの記入票を確認する必要がない場合は、このオプションを選択します。

  • 承認なし、評価面接なし: 完了済みの記入票に対し、承認と評価面接のどちらも行う必要がない場合は、このオプションを選択します。

  • 承認なし、評価面接あり - 2 ステップ

  • 承認なし、評価面接あり - 4 ステップ: 管理者と従業員による評価面接で完了済みの記入票の確認は行うが、承認は行わない場合は、このオプションを選択します。

評価面接および承認プロセスについて」を参照してください。

定義 ID

記入票に対して行う必要がある一連の承認を決定する承認定義を指定します。管理者が記入票の [送信] ボタンをクリックしたときに、この承認定義が適用されます。

記入票タイプ ページで選択したデフォルト値がこのフィールドに表示されますが、この値は変更することができます。このフィールドは、選択した承認形態に承認が含まれている場合のみ適用されます。

有効なオプションは以下のとおりです。

  • 管理者のみ

    1 つのステップから成る承認プロセスであり、トランザクションは承認担当の管理者に送信されます。

  • 管理者から人事部門担当者

    2 つのステップから成る承認プロセスであり、トランザクションはまず承認担当の管理者に送信され、次に ePerformance の人事部門担当者に送信されます。

  • 人事部門担当者のみ

    1 つのステップから成る承認プロセスであり、トランザクションは ePerformance の人事部門担当者に送信されます。

平均評価の表示

管理者または従業員の記入票で評価レベルのグラフを表示する場合は、このチェック ボックスのいずれかまたは両方をオンにします。

未処理の記入票をキャンセル

このチェック ボックスをオンにすると、管理者の記入票のステータスが 評価進行中 より後のステータスになると、未完了の記入票および受諾されていない評価者指名が自動的にキャンセルされます。このオプションによって、その後で評価が入力されたり、平均評価が変わったりするのを避けることができます。

添付可

このチェック ボックスでは、管理者記入票の添付機能をオンにできます。このチェック ボックスをオンにすると、管理者記入票の下部に新規セクションが追加され、評価が評価進行中ステータスのときに管理者が記入票を添付できるようになります。

注: この添付セクションは、管理者記入票にアクセスできる個人全てに表示されます。ただし、記入票に添付ファイルを追加できるのは記入票のオーナー (管理者) のみです。管理者は、管理者記入票のステータスが 評価進行中 のとき、1 つ以上の添付ファイルを追加および削除できます。記入票が 評価進行中 の段階になるかキャンセルされた場合は、添付ファイルの追加は許可されません。

評価ルール

このセクションを使用して、記入票の処理全体を通して評価レベルの計算に適用されるルールを定義します。

フィールドまたはコントロール

定義

端数処理ルール

評価レベルの平均計算を行うときに、計算された評価レベルに対し、どのような端数処理を行うかを指定します。値は切り捨て、四捨五入、および切り上げのいずれかです。四捨五入では、5 以上が切り上げられ、4 以下が切り捨てられます。たとえば、2.5 は 3 に切り上げられ、2.4 は 2 に切り捨てられます。これは、端数処理する小数点桁数と組み合わせて使用されます。小数第 1 位に丸める場合は、2.45 は 2.5 に、2.44 は 2.4 になります。

小数点以下

端数処理を適用する場合は、小数点以下第何位に丸めるかを指定します。指定できるのは、小数点以下第 2 位までです。

評価レベル自動計算

このチェック ボックスをオンにすると、自動的にロールアップ計算を実行して総合評価レベルを計算できるようになります。デフォルトではこの機能が使用されるようになっています。その場合、記入票に [計算] ボタンが表示されます。評価者に全ての評価レベルを手動で入力させる場合は、このチェック ボックスをオフにします。

レベル換算方法

[評価レベル計算] チェック ボックスをオンにする場合は、端数処理後の評価レベル値がどの評価レベルに相当するかが明確でない場合の、評価レベルの換算方法を指定します。たとえば、計算後の評価レベル値が 2.7 で、評価モデル ページで定義された評価レベル値 (1、2、3、4 など) になる場合、レベル換算方法によって 2.7 という値に換算される評価レベル値を定義します。

オプションは高い値、低い値、および近い値です。

たとえば、評価モデルの定義で以下の値が指定されているとします。

A = 優 (評価レベル値 = 1)

B = 良 (評価レベル値 = 2)

C = 可 (評価レベル値 = 3)

D = 要努力 (評価レベル値 = 4)

計算後の評価レベル値が 2.7 (良と可の間で、可の方により近い) の場合、レベル換算方法によって、選択されるエントリが決定されます。

  • 高い値ではすぐ上の評価レベルが選択されます。この場合の評価レベル値は 3、評価レベルは可になります。

  • 低い値ではすぐ下の評価レベル値が選択されます。この場合の評価レベルは値 2、評価レベル値は良になります。

  • 近い値では直近の評価レベルが選択されます。この場合の評価レベル値は 3、評価レベルは可になります。

  • 計算後の評価レベル値が評価モデルの評価レベル値のちょうど中間の場合は、高い方の評価レベル値が選択されます。

(JPN) 考課 ID

評価者 ID 別に (JPN) 給与計画プロセスを有効にするには、ID を選択します。考課定義 JPN ページで ID を定義します。選択した記入票タイプに定義されている記入票だけが選択できます。

(JPN) 昇格に含む

選択した考課 ID を給与計画ビジネス プロセスの昇格機能で使用する場合は、このチェック ボックスをオンにします。考課定義 JPN ページの [昇格に含む] チェック ボックスがオンの場合、このチェック ボックスも自動的にオンになります。

パフォーマンス記入票をタブ形式で表示するように設定する場合、テンプレート定義 - タブ ページ (EP_TAB_DTL) で使用するタブ ラベルと表示順序を定義します。

画像: テンプレート定義 - タブ ページ

次の例では、テンプレート定義 - タブ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

テンプレート定義 - タブ ページ

このセクションを使用して、パフォーマンス記入票をタブ形式で表示するように構成する場合は、使用するタブ ラベルと表示順序を定義します。

記入票のタブ付表示を設定するには、記入票テンプレートの各セクションをタブ ラベルと関連付ける必要があります。関連付けはテンプレート - 構成ページで行います。実行時にタブ フォーマットでの記入票の表示を選択すると、最初に数値が最も低いタブ、次に 2 番目に低いタブ、というように表示されます。

グリッドからタブを削除するときチェックが実行され、タブが 1 つ以上のセクションに関連付けられている場合は警告メッセージが表示されます。

一般ページの [表示タイプ] フィールドがロング フォーマットのみの場合、[タブ詳細] セクションは編集できません。

テンプレート定義 - 構成ページ (EP_TMPL_DEFN3) を使用して、記入票の構成の定義、適切なセクションのテンプレートへの追加、セクションのデフォルトの設定上書きの定義、および各ロールが記入票のセクションでどのように機能するかの定義を実行します。

画像: テンプレート定義 - 構成ページ (1/3)

次の例では、テンプレート定義 - 構成ページ (1/3) のフィールドおよびコントロールを説明します。

テンプレート定義 - 構成ページ (1/3)

画像: テンプレート定義 - 構成ページ (2/3)

次の例では、テンプレート定義 - 構成ページ (2/3) のフィールドおよびコントロールを説明します。

テンプレート定義 - 構成ページ (2/3)

画像: テンプレート定義 - 構成ページ (3/3)

次の例では、テンプレート定義 - 構成ページ (3/3) のフィールドおよびコントロールを説明します。

テンプレート定義 - 構成ページ (3/3)

このページを使用して、このテンプレートから作成された記入票を組み込むセクション (セクション定義ページで定義済み) を選択します。選択した各記入票セクションに対して、コンテンツに項目とサブ項目が含まれるか、その項目とサブ項目が評価対象かどうかなどの情報を指定します。また、記入票セクションにアクセスするユーザー ロールごとに、記入票で使用できるルールとプロパティと共に、記入票セクションで追跡するプロパティを指定します。

注: このページ内のフィールドの多くは、セクション定義ページと似ています。

フィールドまたはコントロール

定義

セクション

このテンプレートを基に作成される記入票に含めるセクションを選択します。

選択可能なセクションは、セクション定義ページで事前に定義されたものです。セクションを選択すると、そのセクションに定義されている情報が構成ページの該当セクションのデフォルト情報になります。デフォルト値は上書きできます。

注: 各テンプレートに含めることのできる総合評価セクションは 1 つだけです。

タブ ラベル

記入票をタブ形式で表示する場合は、セクションを表示するタブを選択します。

このフィールドで使用できる値は、テンプレート定義 - タブ ページで定義されます。各タブには少なくとも 1 つのセクションを含める必要があります。

署名および電子署名のセクションを除き、全てのセクションを 1 つのタブに含める必要があります。

条件定義および進捗追跡に含める

このセクションは、条件定義および進捗追跡に含めるステップの一部として選択します。このチェック ボックスは、テンプレート定義 - 一般ページで評価要素の定義および進捗追跡のビジネス プロセスを選択すると表示されます。このビジネス プロセスのいずれかが有効な場合は、このフィールドのラベルは [条件定義に含める] または [進捗追跡に含める] のいずれかになります。

このオプションを選択すると、[評価要素の定義ステップ - ロール ルール] グループ ボックスと [進捗追跡ステップ - ロール ルール] グループ ボックスがこのページに表示されます。ビジネス プロセス (評価要素の定義または進捗追跡) の一方のみが有効な場合、対応する [ロールのルール] グループ ボックスのみ表示されます。

表示順序

記入票におけるこのセクションの表示順序を指定する一意の連番を入力します。最初のセクションのデフォルト値は 10 です。後続のセクションの値は、10 ずつ増えます。たとえば、あるセクションの連番を 25 に上書きした場合、その次のセクションの連番には 35 が割り当てられます。

注: ばらばらの表示順序番号を入力しても、いったんテンプレート定義コンポーネントを閉じて再度アクセスすると、セクションは自動的に昇順に並べ替えられて表示されます。

セクション、項目、サブ項目、およびプロファイル管理

これらのグループ ボックスに表示されるフィールドのデフォルト値は、セクション定義ページでこのセクションに定義した値になります。これらのデフォルト値はテンプレートで上書きできます。

これらのセクションのフィールド定義について、および、プロファイルが選択されている場合は、新しく作成した従業員の記入票にコンテンツ アイテムを移入するプロファイルの使用方法の例については、「セクション定義ページ」を参照してください。

評価要素の定義ステップ - ロール ルール

このセクションのフィールドでは、管理者と従業員が評価プロセスの評価要素の定義ステップで項目を使用して行う内容を定義します。適切なチェック ボックスをオンにして、評価記入票を作成するときに、記入票での項目の追加、項目の更新、項目の削除、目標項目のコピー、管理者項目のコピー、その他記入票からの項目コピーを行う権限を管理者または従業員に付与します。

このセクションは、[評価要素の定義] チェック ボックスをオンにすると表示されます。

フィールドまたはコントロール

定義

項目追加

このチェック ボックスをオンにすると、このステップでセクションに項目を追加するロールが有効になります。項目を追加できるロールの場合、追加した項目を更新または削除することもできます。

項目更新

このチェック ボックスをオンにすると、このステップで管理者、プロファイル、またはテンプレートなど、それ自体のソースではないものから追加された項目をこのセクションで更新するロールが有効になります。また、項目が記入票に継承されたものの場合も更新できます。

注: [タイトル]、[説明]、および [評価尺度] フィールドがコンテンツ カタログのものの場合、これらは編集できません。

項目の削除

このチェック ボックスをオンにすると、このステップで管理者、プロファイル、またはテンプレートなど、それ自体のソースではないものから追加された項目を削除するロールが有効になります。また、項目が記入票に継承されたものの場合も削除できます。

目標項目のコピー

このチェック ボックスをオンにすると、ロールに対して作成した記入票にビジネス目標項目をコピーするロールが有効になります。

管理者項目のコピー

このチェック ボックスをオンにすると、ロールに対して作成した記入票に、管理者記入票の項目をコピーするロールが有効になります。

別の記入票からコピー

このチェック ボックスをオンにすると、ユーザーが所有する別の記入票から項目をコピーするロールが有効になります。このオプションは以下の 2 つのロールでのみ使用できます。

管理者: このロールのユーザーは、自分が管理者として所有する記入票から、記入票ステータスに関係なく項目をコピーできます。

従業員: このロールのユーザーは、自分の以前の記入票から項目をコピーできます。

進捗追跡ステップ - ロール ルール

このセクションのフィールドでは、管理者と従業員が評価プロセスの進捗追跡ステップで項目を使用して行う内容を定義します。適切なチェック ボックスをオンにして、評価記入票を作成するときに、記入票での項目の追加、項目の更新、項目の削除、目標項目のコピー、管理者項目のコピー、その他記入票からの項目コピーを行う権限を管理者または従業員に付与します。

このセクションは、テンプレート定義 - 一般ページで進捗追跡ビジネス プロセスを選択すると表示されます。進捗追跡ステップは、評価要素の定義ステップと同じロール ルール オプションを多数使用しています。

フィールドまたはコントロール

定義

項目 - コメント

ロール ユーザーの項目レベルでテキスト項目を表示し、進捗追跡ステップでコメントを入力します。従業員と管理者は必要に応じてコメントを共有できます。

管理者ロールの任意のセクションで、[項目 - コメント] または [セクション コメント] オプションを 1 つ以上有効にします。

セクション コメント

ロール ユーザーの項目レベルでテキスト項目を表示し、進捗追跡ステップでコメントを入力します。従業員と管理者は必要に応じてコメントを共有できます。

管理者ロールの任意のセクションで、[項目 - コメント] または [セクション コメント] オプションを 1 つ以上有効にします。

評価最終ステップ - ロール ルール

このセクションには 5 つのタブがあり、そこで、管理者自身または従業員を評価する記入票を作成するとき、管理者と従業員が別のフィールドを使用できる方法を定義します。

5 つのタブは次のとおりです。

  • 評価レベル/加重

  • セクション

  • 項目

  • 編集

  • プロファイル管理

[評価最終ステップ - ロール ルール] の [評価レベル/加重]

フィールドまたはコントロール

定義

ロール

ルールを定義するロールを選択します。

セクション評価

記入者がセクションに評価レベルを割り当てることができるようにするには、このチェック ボックスをオンにします。このフィールドは、セクションの [セクション] 領域で [評価] オプションが選択されていると有効になります。

項目評価

記入者がこのセクションの項目に評価レベルを割り当てることができるようにするには、このチェック ボックスをオンにします。

このフィールドは、セクションの [項目] 領域で [評価] オプションが選択されていると有効になります。

サブ項目評価

記入者がこのセクションのサブ項目に評価レベルを割り当てることができるようにするには、このチェック ボックスをオンにします。

このフィールドは、セクションの [項目] ページ領域で [評価] が選択されていると有効になります。

評価レベル上書き

記入票の [計算] ボタンの隣に[評価レベル上書き] ボタンを表示する場合は、このチェック ボックスをオンにします。記入者はこのリンクをクリックして計算済みの評価レベルを変更することができます。

このオプションは、テンプレート定義 - 処理ページの [評価レベル自動計算] チェック ボックスがオンになっていると有効になります。

警告 合計計算方法を使用する場合は、この機能を使用しないでください。

従業員評価

このセクションの管理者記入票に (完了済みの自己評価の) 従業員評価を表示する場合は、このチェック ボックスをオンにします。

評価レベル値

このチェック ボックスをオンにすると、評価モデル定義ページで定義した評価レベル値または点数が評価レベルと一緒に記入票に表示されます。

このオプションは、セクションの [セクション] 領域で [評価] オプションが選択されていると有効になります。

セクション加重

記入者がセクションに加重を割り当てることができるようにするには、このチェック ボックスをオンにします。

このオプションは、セクションの [セクション] 領域で [加重] オプションが選択されていると有効になります。

項目加重

記入者がこのセクションの項目に加重を割り当てることができるようにするには、このチェック ボックスをオンにします。

このオプションは、セクションの [項目] 領域で [加重] オプションが選択されていると有効になります。

[加重] オプションは [評価] オプションが項目レベルで有効な場合に編集できます。

[評価最終ステップ - ロール ルール] の [セクション]

画像: 構成ページの [評価最終ステップ - ロール ルール] の [セクション]

次の例では、構成ページの [評価最終ステップ - ロール ルール] の [セクション] のフィールドおよびコントロールを説明します。

[評価最終ステップ - ロール ルール] の [セクション]

フィールドまたはコントロール

定義

コメント

従業員のパフォーマンスに対するコメントをユーザーがテキスト入力できる欄をセクションに設けるには、このチェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスをオンにしないと、該当するロールの他のフィールドは使用可能になりません。

従業員コメント

このセクションの管理者記入票に (完了済みの自己評価の) 従業員のコメントを表示する場合は、このチェック ボックスをオンにします。

このオプションは管理者ロールでのみ使用できますが、従業員ロールでも [コメント] オプションが選択されていると編集可能になります。

評価者フィードバック

ページを移動せずに管理者記入票で管理者が評価者 (同僚 または その他 のロールなど) のフィードバックを表示できるようにするには、このチェック ボックスをオンにします。評価者フィードバックがある場合は、テンプレートの設定に基づいてセクション、項目、およびサブ項目レベルでセクションが折りたたみ可セクションとして表示されます。

このオプションは管理者ロールでのみ使用できます。有効な場合、管理者が管理者記入票を編集または表示するときに、評価者のフィードバックを参照できます。同様に、人事部門担当者や間接管理者は管理者記入票を参照するときに評価者フィードバックを参照できます。

コメント アシスタント

ユーザーが記入票で [コメント ツール] リンクをクリックしたときに、コメント アシスタント ページにコメント アシスタント ツールからテキスト候補が表示されるようにするには、このオプションを選択します。

コメント アシスタントから示されるテキストには、あらかじめ定義されている、該当の項目に対する従業員の能力レベルを表すテキストが使用されます。コメント アシスタント ツールは記入票のコンピテンシーおよびサブ コンピテンシー セクション用に設計されています。

このフィールドは、ロールの [コメント] チェック ボックスがオンになっている場合のみ使用できます

有効なオプションは以下のとおりです。

  • コンピテンシー

    このオプションを選択すると、コンピテンシーに関連付けられているコメント アシスタントのテキストがリスト表示されるようになります。テキストをコンピテンシーに関連付けるには、コメント アシスタント - コンピテンシー ページを使用します。

  • サブ コンピテンシー

    このオプションを選択すると、サブ コンピテンシーに関連付けられているコメント アシスタントのテキストがリスト表示されるようになります。テキストをサブ コンピテンシーに関連付けるには、コメント アシスタント - サブ コンピテンシー ページを使用します。

  • 非使用

    コメント アシスタントのテキスト ページにコメント アシスタントのテキストを表示させない場合は、このオプションを選択します。

育成のためのヒント

このオプションで [非使用] 以外を選択した場合、記入票の [コメント ツール] リンクをクリックすると、コメント アシスタントのテキスト ページに育成のためのヒントからのテキストの候補が表示されるようになります。

育成のためのヒントから示されるテキストには、あらかじめ定義されている、該当の項目に対する従業員の能力を向上させる方法を示すテキストが使用されます。育成のためのヒントは、主に記入票のコンピテンシー セクションやサブ コンピテンシー セクション用に設計されています。ただし、記入票の他のセクションでもこの機能を使用できます。

このフィールドは、ロールの [コメント] チェック ボックスがオンになっている場合のみ使用できます

有効なオプションは以下のとおりです。

  • コンピテンシー

    このオプションを選択すると、コンピテンシーに関連付けられている育成のためのヒントがリスト表示されるようになります。育成のためのヒントをコンピテンシーに関連付けるには、"育成のためのヒント - 関連付け" - コンピテンシー ページを使用します。

  • サブ コンピテンシー

    このオプションを選択すると、サブ コンピテンシーに関連付けられている育成のためのヒントがリスト表示されるようになります。育成のためのヒントをコンピテンシーに関連付けるには、"育成のためのヒント - 関連付け" - サブ コンピテンシー ページを使用します。

  • 非使用

    コメント アシスタントのテキスト ページに育成のためのヒントを表示させない場合は、このオプションを選択します。

他の評価者のコメント

このチェック ボックスをオンにすると、該当ロールのコメント アシスタントのテキスト ページに他の評価者から入力されたコメントが表示されるようになります。リスト表示されるのは、完了済みの記入票の同じセクションに対して入力されているコメントだけです。

このフィールドは、[コメント] チェック ボックスがオンになっており、ロールが管理者の場合のみ使用できます。

メモ

このチェック ボックスをオンにすると、評価要素の設定ステップで従業員または管理者によって入力された評価メモがコメント アシスタントのテキスト ページに表示されるようになります。リストには、同一人物によって同じセクションまたは項目に入力された評価メモだけが表示されます。

このフィールドは、ロールの [コメント] チェック ボックスがオンになっている場合のみ使用できます。

注: ノートパッド機能では、追加のキーを保存して、コメント ツール機能から項目レベルでのメモの取得をサポートできます。追加キーによって、評価要素の設定 (記入票) の項目レベルに取り込まれるメモの項目 ID をノートパッドで保存できます。この情報を取得すると、ユーザーが記入票の項目レベルでコメント ツールを選択したとき、項目に取り込まれるメモのみを表示できるようになります。

記入票の項目レベルで [コメント ツール] リンクを選択すると、その項目用のメモのみが表示されます。このため、ユーザーが評価要素の定義記入票で項目のメモを取り込むと、その項目 ID もノートパッドに保存されます。後でユーザーが項目レベルでコメント ボックスの [コメント ツール] リンクを選択すると、その項目について取り込まれたメモのみが表示されます。

セクション レベルでユーザーがコメント ツールを選択すると、そのセクション内の全ての項目のメモが表示されます。

[評価最終ステップ - ロール ルール] の [項目]

画像: 構成ページの [評価最終ステップ - ロール ルール] の [項目]

次の例では、構成ページの [評価最終ステップ - ロール ルール] の [項目] タブのフィールドおよびコントロールを説明します。

[評価最終ステップ - ロール ルール] の [項目]

フィールドまたはコントロール

定義

コメント

従業員のパフォーマンスに対するコメントを記入者がテキスト入力できる欄を項目に設けるには、このチェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスをオンにすると、該当のロールの [コメント アシスタント][育成のためのヒント][他の評価者のコメント][メモ] の各チェック ボックスが使用可能になります。これらのフィールドの使い方は、[セクション] タブの該当のフィールドと同様です。

従業員コメント

各セクション項目の管理者記入票に (完了済みの自己評価の) 従業員のコメントを表示する場合は、このチェック ボックスをオンにします。

コメント アシスタント

[セクション] タブと同じです。

育成のためのヒント

[セクション] タブと同じです。

他の評価者のコメント

[セクション] タブと同じです。

メモ

[セクション] タブと同じです。

[評価最終ステップ - ロール ルール] の [編集]

画像: 構成ページの [評価最終ステップ - ロール ルール] の [編集]

次の例では、構成ページの [評価最終ステップ - ロール ルール] の [編集] のフィールドおよびコントロールを説明します。

[評価最終ステップ - ロール ルール] の [編集]

フィールドまたはコントロール

定義

追加

このチェック ボックスをオンにすると、このロールで該当のセクションに項目を追加できるようになります。項目を追加できるロールの場合、追加した項目を更新または削除することもできます。

更新

管理者、プロファイル、またはテンプレートなど、それ自体のソースではないものから追加されたロールに対して作成した記入票でこのセクションの項目を更新する場合は、このチェック ボックスをオンにします。また、項目が記入票に継承されたものの場合も更新できます。

注: [タイトル]、[説明]、および [評価尺度] フィールドがコンテンツ カタログのものの場合、これらは編集できません。

削除

管理者、プロファイル、テンプレートまたは継承済みの項目など、それ自体のソースではないものから追加されたロールに対して作成した記入票でこのセクションの項目を削除する場合は、このチェック ボックスをオンにします。

目標項目のコピー

このチェック ボックスをオンにすると、ロールに対して作成した記入票にビジネス目標項目をコピーするロールが有効になります。

このオプションは管理者ロールと従業員ロールでのみ使用できます。

管理者項目のコピー

このチェック ボックスをオンにすると、ロールに対して作成した記入票に、管理者記入票の項目をコピーするロールが有効になります。

このオプションは管理者ロールと従業員ロールでのみ使用できます。

別の記入票からコピー

このチェック ボックスをオンにすると、ユーザーが所有する別の記入票から項目をコピーするロールが有効になります。このオプションは以下の 2 つのロールでのみ使用できます。

管理者: このロールのユーザーは、自分が管理者として所有する記入票から、記入票ステータスに関係なく項目をコピーできます。

従業員: このロールのユーザーは、自分の以前の記入票から項目をコピーできます。

有効な場合、ユーザーは別の記入票から、同じ記入票タイプ、コンテンツ タイプ、セクション、所有者または管理者の項目をコピーできます。

[評価最終ステップ - ロール ルール] の [プロファイル管理]

画像: 構成ページの [評価最終ステップ - ロール ルール] の [プロファイル管理]

次の例では、構成ページの [評価最終ステップ - ロール ルール] の [プロファイル管理] タブのフィールドおよびコントロールを説明します。

[評価最終ステップ - ロール ルール] の [プロファイル管理]

フィールドまたはコントロール

定義

個人プロファイルの更新

この記入票によってプロファイル管理ビジネス プロセスで従業員のプロファイルが更新されるようにする場合は、このチェック ボックスをオンにします。

このフィールドは、以下の全ての条件が満たされていると使用できます。

  • [セクション] セクションで選択した制御オプションは、ビジネス目標 または なしのいずれかです。

  • [項目] セクションで [評価] オプションが選択され、同じセクションの [コンテンツ タイプ] フィールドでコンテンツ タイプが指定されます。

    [項目] セクションの [評価] オプションを編集可能にするには、[セクション] セクションの [評価] オプションを先に編集可能にしておく必要があります。

  • [評価最終ステップ - ロール ルール] の [評価レベル/加重] セクションの [項目評価] オプションが選択されます。

注: 記入票ステータスが完了になるまで、評価 (同僚、従業員、管理者など) はプロファイル管理に送信されません。また、記入票が承認されるまで、項目は評価からプロファイル管理に送信されません。承認は ePerformance では必須ではないため、記入票ステータスが完了、つまり管理者評価が完了ステータスで、ヘッダー レベルの記入票ステータスも完了になるまで項目がプロファイル管理には送信されません。

個人プロファイル タイプ

プロファイル タイプを選択します。これらのプロファイル タイプはプロファイル管理ビジネス プロセスにおいて、[識別タイプ]個人で定義されています。

このフィールドは、[個人プロファイルの更新] チェック ボックスがオンの場合に使用できます。

インスタンス識別子

プロファイル管理ビジネス プロセスでこの記入票の評価と他の評価を区別するインスタンス識別子を選択します。ePerformance には、ePerformance での評価を管理者、被指名者、または自己申告として識別できるインスタンス識別子が用意されています。

テンプレート定義 - コンテンツ ページ (EP_TMPL_DEFN4) を使用してセクションに評価要素を追加します。

画像: テンプレート定義 - コンテンツ ページ

次の例では、テンプレート定義 - コンテンツ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

テンプレート定義 - コンテンツ ページ

このページで設定できるのは、テンプレート定義 - 構成ページに入力したセクションのみです。セクションを追加する場合は、テンプレート定義 - 構成ページに移動してください。

フィールドまたはコントロール

定義

プロファイルからコンテンツをロード

このリンクをクリックして、プロファイルからコンテンツをロード ページにアクセスします。

セクション項目

このグループ ボックスのフィールドで値を選択するには、テンプレート定義 - 構成ページの [項目を使用] チェック ボックスをオンにする必要があります。[プロファイルからコンテンツをロード] リンクをクリックすると、自動的に項目がこのグループ ボックスに表示されます。記入票で追跡または評価する項目を確認、追加、編集、削除できます。

テンプレート定義 - 構成ページでこのセクションの [テキスト入力] チェック ボックスがオンの場合、テキスト入力項目を追加することができます。

フィールドまたはコントロール

定義

項目 ID

コンテンツ アイテム詳細 (JPM_CAT_ITEM) テーブルから項目を選択します。

テンプレート定義 - 構成ページの [コンテンツ タイプ] フィールドに入力されたコンテンツ タイプに関連するコンテンツ アイテムのみを選択できます。

このフィールドは、テキスト入力項目には適用されません。

タイトル

テキスト入力項目のタイトルを入力します。

入力できるのは、テキスト入力項目のタイトルのみです。それ以外の項目の場合は、コンテンツ アイテム - アイテム詳細ページの [説明] フィールドに入力されたテキストが表示されます。

説明

追加するテキスト入力項目の説明を入力します。

入力できるのは、テキスト入力項目の説明のみです。それ以外の項目の場合は、コンテンツ アイテム - アイテム詳細ページの [ePerformance 説明] フィールドに入力されたテキストが表示されます。

このフィールドは、テンプレート定義 - 構成ページの [項目] グループ ボックスで [説明] チェック ボックスをオンにした場合にのみ使用できます。

[評価尺度] および [従業員評価尺度]

この項目を評価する基準を明瞭かつ客観的に説明するテキストを入力します。このテキストは、パフォーマンス記入票またはキャリア開発記入票に表示されます。

このフィールドは、テンプレート定義 - 構成ページで [評価尺度] チェック ボックスがオンの場合に表示されます。

難易度

[高度]、[基本]、または [中級] のいずれかを選択します。値はコンテンツ カタログから取り込まれるため、[説明][評価尺度] などの評価基準と同じルールが適用されます。フィールドを編集するには、"評価要素の設定" または "記入票" ページの [編集] アイコンを選択します。アイコンをクリックすると、項目の編集ページに移動し、そこで評価要素を更新できます。

このフィールドは、テンプレート定義 - 構成ページの [難易度] チェック ボックスがオンの場合に表示されます。

評価モデル

この項目の評価モデルを選択します。

テンプレート定義 - 構成ページの [項目] グループ ボックスで [セクションの評価モデルを使用] チェック ボックスをオンにした場合は、同じページの [セクション] グループ ボックスの [評価モデル] フィールドに入力した評価モデルが表示されます。

このフィールドは、テンプレート定義 - 構成ページで [評価] チェック ボックスがオンの場合に表示されます。

目標評価レベル

このセクション項目について従業員が満たす必要のある評価レベルを選択します。

このフィールドは、テンプレート定義 - 構成ページで [目標評価レベル] チェック ボックスがオンの場合に表示されます。

加重

加重合計においてこのセクションが占める割合をパーセント値で入力します。

このフィールドは、テンプレート定義 - 構成ページで [加重] チェック ボックスがオンの場合に表示されます。

最低加重

加重合計においてこの項目が占める必要のある最低限の割合をパーセント値で入力します。

このフィールドは、テンプレート定義 - 構成ページで [最低加重] チェック ボックスがオンの場合に表示されます。

関連

リンク先のセクションに関連付けられたセクション項目の 1 つを選択します。

このフィールドは、テンプレート定義 - 構成ページの [関連] チェック ボックスがオンで、[リンク先] フィールドにセクションが指定されている場合に表示されます。

注: ePerformance 記入票が、記入票の他のセクションに関連するセクションで作成されている場合、両方のセクションが自由形式としてマークされていると、その記入票では別のセクションにコンテンツ アイテムがあることを認識できません。

期日

このフィールドは、項目の進捗と項目が期限内に完了したかどうかを追跡するために使用できます。

このフィールドは、テンプレート定義 - 構成ページで [期日] チェック ボックスがオンの場合に表示されます。

警告日

この日付は参照専用です。

このフィールドは、テンプレート定義 - 構成ページで [警告日] チェック ボックスがオンの場合に表示されます。

担当者

この項目を記入する担当者が [従業員][管理者] かを選択します。

このフィールドは、テンプレート定義 - 構成ページで [担当者] チェック ボックスがオンの場合に表示されます。

必須

記入票上で記入者がこの項目を編集したり削除したりできないようにするには、このチェック ボックスをオンにします。

このフィールドは、テンプレート定義 - 構成ページで [必須] チェック ボックスがオンの場合に表示されます。

注: このチェック ボックスの設定は、任務プロファイルの [必須] チェック ボックスの設定より優先されます。任務プロファイルの項目が必須項目であっても、このチェック ボックスがオフの場合は、記入票では必須項目として扱われません。

重要

このチェック ボックスをオンにすると、記入票のこの項目の詳細グループ ボックスに重要と表示されます。

このフィールドは、テンプレート定義 - 構成ページで [重要] チェック ボックスがオンの場合に表示されます。

サブ項目

このグループ ボックスで、各項目のサブ項目を追加します。このグループ ボックスは、構成ページでサブ項目を選択した場合のみ表示されます。

フィールドまたはコントロール

定義

サブ項目 ID

プロンプト テーブル (通常はサブ コンピテンシー) のサブ項目を記入票のこのセクションに含めるには、サブ項目 ID を選択します。テンプレート定義 - 構成ページの [プロンプト テーブル] フィールドで指定したサブ項目テーブルに属している項目を選択できます。

このフィールドは、テキスト入力項目には適用されません。

タイトル

選択したサブ項目のタイトルが表示されます。テキスト入力のサブ項目を追加する場合は、このフィールドにサブ項目のタイトルを入力します。

説明

サブ項目の説明が表示されます。このフィールドは、構成ページの [サブ項目] グループ ボックスで説明を選択した場合に表示されます。

プロファイルからのコンテンツのロード ページ (EP_TMPL_DEFN5) を使用して、プロファイルからコンテンツをロードします。

プロファイルを使用してセクションに評価要素をロードできます。

画像: プロファイルからのコンテンツのロード ページ

次の例では、プロファイルからのコンテンツのロード ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

プロファイルからのコンテンツのロード ページ

コンテンツの検索条件を入力して [検索] ボタンをクリックし、テンプレート定義 - コンテンツ ページの[セクション項目] グループ ボックスに追加する項目を選択します。

注: これらの項目はテンプレートの構成要素になります。したがって、全ての従業員に適合する一般的な項目のみ選択することをお勧めします。

テンプレート定義のコピー ページ (EP_CLONE_TMPL) を使用してテンプレートをコピーします。

画像: テンプレート定義のコピー ページ

次の例では、テンプレート定義のコピー ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

テンプレート定義のコピー ページ

テンプレートをコピーするには、次の手順に従います。

  1. 検索ページで、対象の検索条件を入力し、コピー元の記入票テンプレートを選択します。

  2. テンプレート定義のコピー ページが表示されます。

  3. 新規テンプレートの有効日を入力します。

  4. 新規テンプレートの記入票タイプを入力します。

  5. 新規テンプレートの ID (最大 8 文字の半角英数字) を入力します。

  6. [保存] ボタンをクリックして、テンプレートをコピーします。

注: 同一の従業員のテンプレート タイプと期間終了日と一致するものがある場合、次のエラーメッセージが表示されます。「この記入票タイプ、nn/nn/nnnn - nn/nn/nnnn の期間の記入票は既に存在します。このメッセージ表示が間違っていると考えられる場合は、システム管理者に連絡してください。」