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ブロック・デバイスを構成する前に、ストレージ・クラスタがアクティブで正常であることを確認します。
Cephクライアント上でブロック・デバイスを構成するには、次の手順を実行します。
Cephクライアント・システム上で次のコマンドを使用し、ブロック・デバイス用のストレージ・プールをOSD内に作成します。
#
ceph osd pool create datastore 150 150
たとえば次のように、rbdコマンドを使用して、プールにブロック・デバイス・イメージを作成します。
#
rbd create --size 4096 --pool datastore vol01
この例では、
vol01
という名前の4096MBのボリュームをdatastore
プールに作成します。注意ストレージ・プールを指定しない場合、rbdではデフォルトの
rbd
プールが使用されます。#
rbd create --size 4096 vol01
たとえば次のように、rbdコマンドを使用して、ブロック・デバイスにイメージをマップします。
#
rbd map vol01 --pool datastore
Cephは、
/dev/rbd/
の下にブロック・デバイスを作成します。pool
/volume
このコマンドを実行するまで、rbdカーネル・モジュールはロードされません。 コマンド実行後、それがロードされていることを確認するには、次のコマンドを実行します。
#
lsmod|grep rbd
rbd 73304 1 libceph 235751 2 rbd,ceph
たとえば次のように、rbd lsコマンドは、ストレージ・プールにマップしたイメージをリストします。
#
rbd ls -p datastore
vol01
たとえば次のように、ブロック・デバイスにファイルシステムを作成し、このファイル・システムをCephクライアント・ノード上の適切なマウント・ポイントにマウントできます。
#
mkfs.ext4 -m0 /dev/rbd/datastore/vol01
#mkdir /var/vol01
#mount /dev/rbd/datastore/vol01 /var/vol01
ブロック・デバイスとホスト元のストレージ・プールを削除するには、次の手順を実行します。
次のようにして、ブロック・デバイスを使用している任意のファイルシステムをアンマウントします。
#
umount /var/vol01
次のようにして、ブロック・デバイスをイメージからアンマップします。
#
rbd unmap /dev/rbd/datastore/vol01
次のようにして、ブロック・デバイス・イメージを削除します。
#
rbd rm vol01 -p datastore
次のようにして、ストレージ・プールを削除します。
#
ceph osd pool delete datastore datastore --yes-i-really-really-mean-it