このドキュメントで説明されているソフトウェアはサポートされていないか、拡張サポートが提供されています。
現在サポートされているリリースにアップグレードすることをお薦めします。
- ブロック・デバイス
シンプロビジョニングされたブロック・デバイスとしてCephストレージへのアクセスを提供するCephコンポーネント。 アプリケーションがブロック・デバイスに書き込むと、Cephは、ストレージ・クラスタ間でデータのレプリケートおよびストライプ化を行うことによって、データ冗長性を実装し、I/Oパフォーマンスを強化します。
RADOSブロック・デバイスまたはRBDとも呼ばれます。
- Ceph OSD
OSDへのアクセスを提供するCephコンポーネント。
Ceph OSDデーモンとも呼ばれます。
- クライアント
ストレージ・クラスタに格納されたデータにアクセスできるホスト。 Cephクライアントは、ストレージ・クラスタのメンバー・ノードである必要はありません。
- モニター(MON)
ストレージ・クラスタのアクティブおよび失敗したノードの追跡に使用されるCephコンポーネント。
- ノード
ストレージ・クラスタのメンバーであるシステム。
- オブジェクト・ゲートウェイ
Cephクライアント、OpenStackおよびSwiftクライアントにOSDデータを示すためにAmazon S3およびOpenStack Swift互換APIを使用できるRESTfulゲートウェイを提供するCephコンポーネント。 オブジェクト・ゲートウェイは、ストレージ・クラスタのノード上で構成されます。
RADOSゲートウェイまたはRGWとも呼ばれます。
- オブジェクト・ストレージ・デバイス(OSD)
物理デバイスまたは論理ユニット(LUN)上のストレージ。 通常、OSD上のデータは、スナップショット機能を利用するbtrfsファイル・システムとして構成されます。 ただし、XFSなどの他のファイル・システムも使用できます。
- ストレージ・クラスタ
クラスタ・ノード間のMONおよびOSDデータを格納するCephコンポーネント。
Cephオブジェクト・ストア、RADOSクラスタまたはReliable Autonomic Distributed Object Storeとも呼ばれます。