4.4 Kubernetesモジュールのデプロイ

モジュールの追加と検証が完了すると、そのモジュールを環境にデプロイできます。

olcnectl module installコマンドを使用すると、Kubernetesクラスタを作成する環境にKubernetesモジュールをデプロイできます。

モジュールのデプロイの一環として、次の処理が実施されます。

  • Kubernetesパッケージがインストールされます。kubeadmパッケージにより、CRI-OとKata Containersの実行に必要なパッケージがインストールされます。CRI-Oは、コンテナをランタイム・エンジン(runcまたはkata-runtimeのどちらか)に委託するために必要です。コンテナ・ランタイムの詳細は、コンテナ・ランタイムを参照してください。

  • crioサービスとkubeletサービスが有効化および起動されます。

たとえば、次のコマンドを使用して、myclusterというkubernetesモジュールをmyenvironment環境にデプロイします。

$ olcnectl --api-server 127.0.0.1:8091 module install --environment-name myenvironment \
  --name mycluster

Kubernetesは、ノードにデプロイされます。

重要

Kubernetesモジュールのデプロイには、完了までに数分間かかることがあります。