モジュールの追加と検証が完了すると、そのモジュールを環境にデプロイできます。
olcnectl module installコマンドを使用すると、Kubernetesクラスタを作成する環境にKubernetesモジュールをデプロイできます。
モジュールのデプロイの一環として、次の処理が実施されます。
Kubernetesパッケージがインストールされます。
kubeadm
パッケージにより、CRI-OとKata Containersの実行に必要なパッケージがインストールされます。CRI-Oは、コンテナをランタイム・エンジン(runc
またはkata-runtime
のどちらか)に委託するために必要です。コンテナ・ランタイムの詳細は、コンテナ・ランタイムを参照してください。crio
サービスとkubelet
サービスが有効化および起動されます。
たとえば、次のコマンドを使用して、mycluster
というkubernetes
モジュールをmyenvironment
環境にデプロイします。
$ olcnectl --api-server 127.0.0.1:8091 module install --environment-name myenvironment \
--name mycluster
Kubernetesは、ノードにデプロイされます。
重要
Kubernetesモジュールのデプロイには、完了までに数分間かかることがあります。