2.3.5.4 ブリッジの調整可能なパラメータ

Kubernetesでは、ネットワーク・ブリッジを通過するパケットが、フィルタリングおよびポート転送のために処理されている必要があります。そうするために、kubeadmパッケージのインストール時にカーネル・ブリッジ・モジュールの調整可能なパラメータが自動的に設定され、次の行が含まれているsysctlファイルが/etc/sysctl.d/k8s.confに作成されます。

net.bridge.bridge-nf-call-ip6tables = 1
net.bridge.bridge-nf-call-iptables = 1
net.ipv4.ip_forward = 1

このファイルを変更する場合や、同様のものを自作する場合は、次のコマンドを実行してブリッジの調整可能なパラメータをロードします。

$ sudo /sbin/sysctl -p /etc/sysctl.d/k8s.conf