統合のシナリオおよびワークフロー

Planningでは、データ・マップおよびスマート・プッシュを使用して、財務要員資本プロジェクトおよび戦略モデリングとの即時利用可能な統合を提供します。この項では、統合シナリオと統合のプロセス全体を説明します。

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財務要員の統合について学習します。

videocloud png Oracle Enterprise Planning Cloudの要員データと財務の統合.

統合シナリオ

次のシナリオを活用するためにモジュールを統合します:

  • 財務で、要員の従業員詳細のロールアップを参照し、要員の費用(給与や福利厚生など)を財務のレポートに統合します。
  • 財務で、プロジェクトの詳細のロールアップを参照し、プロジェクトの費用と収益を財務のレポートに統合します。財務プロジェクトの統合は、プロジェクトから集約レベルのデータを移動するように設計されています。プロジェクト・レベルのデータを表示する場合は、ルール(OFS_Rollup Project Integration Data)をカスタマイズできます。
  • 財務では、資本資産詳細のロールアップを表示し、資本資産値(固定資産値、減価償却、その他資産関連費用、キャッシュ・フローなど)を財務レポートに統合します。
  • 要員で、プロジェクト全体または各プロジェクトの従業員稼働率を参照します。
  • プロジェクトでは、プロジェクト費用を部分的または完全に配賦して、1つ以上の資本資産を作成します。
  • プロジェクトでは、労務費用プランニングのために要員のジョブ、従業員名および他の仮定を使用します。
  • プロジェクトで、資本からの設備レートを使用します。
  • 戦略モデリングのモデルと財務の損益計算書の間でデータを統合します。

統合のタスク・フロー

統合を実装するには、次のプロセス全体を順序どおりに実行します:

注:

戦略モデリングのモデルと財務の損益計算書の間でデータをプッシュするには、戦略モデリングおよび財務の間のデータの統合を参照してください。
  1. 財務を有効化して構成します。

    注:

    エンティティはすべてのモジュールで共通です。理想としては、すべてのエンティティを一度にインポートしてください。

    財務プロジェクトを統合する場合は、プロジェクト全体の集約データが財務にプッシュされることに注意してください。プロジェクト・ディメンションを財務に追加する必要はありません。

  2. 要員を有効化して構成します。

    • 財務との統合の場合、要員の福利厚生と税金ウィザードでコンポーネントを財務勘定科目(たとえば、財務の「給与計算税」、「給与合計」など)にマップします。
    • プロジェクトとの統合: 稼働率機能は、プロジェクトとの統合に加えて、要員での「従業員」モデルまたはジョブと従業員モデルに対する依存関係を持ちます。稼働率を有効にするには、「有効化」ページの「粒度」で、「従業員」または「従業員とジョブ」のいずれかを選択します。また、プロジェクトへの要員の統合も選択します。
    • 「ディメンションのマップ/名前変更」で、「プロジェクト」という名前(プロジェクトでのデフォルト・ディメンション名)のカスタム・ディメンションを追加します。名前を変更して、プロジェクトの「プロジェクト」ディメンションで別の名前を使用する予定がある場合は、そのディメンション名をここで使用します。

  3. 資本を有効化します。

    • プロジェクトとの統合では、「有効化」ページの「ディメンションのマップ/名前変更」で、「プロジェクト」という名前(プロジェクトでのデフォルト・ディメンション名)のカスタム・ディメンションを追加します。名前を変更して、プロジェクトの「プロジェクト」ディメンションで別の名前を使用する予定がある場合は、そのディメンション名をここで使用します。

    • 「構成」ページで、タスク「財務諸表への資本勘定科目のマップ」を選択します。各資本勘定科目で、それぞれを財務の対応する勘定科目にマッピングします。水平タブを選択して、「有形資産」、「無形資産」および「リース資産」の資産をマップします。

    • 「アクション」メニューで「同期」を選択します。このルールは次のシナリオで実行します:
      • 新しい資産が追加されるとき。
      • 資本財務の統合マッピングが更新されるとき。
      • planningyearRangeが増分されるとき(たとえば、FY14:FY15からFY15:FY24へ)。
      • 資産を移動した後(たとえば、部署から部署へ)。
  4. プロジェクトを有効化します。

    • 資本との統合では、「有効化」ページで、タイプが「資本」のプロジェクトを有効化します。

    • 「費用」では、「要員からの統合」および「従業員」(「要員」統合の場合)、設備では「資本からの統合」(資本統合の場合)を選択します。
    • プロジェクト要員に統合している場合、リソース・クラスをプロジェクトにインポートする必要はありません。かわりに、要員のジョブ構成インポート・タスクを使用して、要員のジョブを使用します。

    • 「ディメンションのマップ/名前変更」に、「プロジェクト」「プロジェクト」のマッピングが表示されます。

      ヒント:

      カスタム・ディメンションを要員または資本で作成したときに、誤って名前を「Project」ではなく「Projects」とした場合は、ここで名前を変更できます。
    • 「構成」ページで、タスク「プロジェクト財務マッピング」を選択します。各プロジェクト勘定科目で、それぞれを財務の対応する勘定科目にマッピングします。
  5. 必要な場合には、作成されたデータ・マップを確認します。ホームページで「アプリケーション」「アプリケーション」アイコン「データ交換」「データ交換」アイコン「データ・マップ」の順にクリックします。
  6. 「スタート・チェックリスト」の残りのステップを実行します。スタート・チェックリストを参照してください。
  7. ユーザーがプランと予測を準備する際に、データをモジュール間で移動しようとするとき、管理者は事前定義済データ・マップを使用してデータをプッシュする必要があります。ホームページで「アプリケーション」「アプリケーション」アイコン「データ交換」「データ交換」アイコン「データ・マップ」の順にクリックします。データ・マップを選択し、「アクション」メニューから「データのプッシュ」を選択し、さらに「はい」をクリックして、データをクリアするオプションを確認します。詳細は、ビジネス・プロセスを統合するためのデータのプッシュを参照してください。

    一部のフォームには、データをプッシュするためのメニュー・オプションがあります。これらのフォームの場合、ユーザーはデータ・マップを使用したデータのプッシュを管理者にリクエストする必要がありません。

詳しい統合シナリオ

財務要員

  • 詳しい要員データを財務サマリー・データにフィードできます。財務から、要員の勘定科目の詳細にドリルできます。

  • 財務の費用のラインを要員に格納されている詳しい値で上書きできます。

財務プロジェクト

  • プロジェクトの財務情報を、勘定科目レベル・データについて財務に移動します

  • プロジェクトでプランニングされた収益が、財務で契約プロジェクトについてロールアップされます

  • プロジェクト・レベルの財務データについて財務からプロジェクトにドリルできるようになります

  • 収益またはコストの影響が増加した場合に、間接プロジェクトのプロジェクト・ベネフィットを、財務上の影響に割り当てます

財務資本

  • 資本の詳細な費用プランニングが、財務のサマリー・レベルにロールアップされます

  • 費用に関連する資産(減価償却、償却、保険など)が移動されます

  • 資本のキャッシュ・フローが財務のキャッシュ・フローにプッシュされます

要員プロジェクト

  • ジョブ・レベルFTEがプロジェクトから要員に入力されます

  • 割当てに基づくプロジェクト間での従業員稼働率および従業員のプロジェクトへの必要に応じた再割当て

  • プロジェクトに配賦されたFTE、労務時間および費用を確認します

資本プロジェクト

  • プロジェクトから1つまたは複数の資産を作成します

  • プロジェクトでモデル化された詳細コストと、資産コストが、資本にプッシュされます

  • 資本資産からプロジェクトへの設備の割当て

  • プロジェクトの「資本的支出仮勘定」の値を確認します