イベント
注意: イベント・プロセスを実行するには、イベント・モジュールが必要です。この機能は、StandardおよびEnterprise Eloquaトリムに含まれています。詳細はアカウント担当者に連絡してください。
イベントの使用方法
Eloquaイベント管理により、マーケティング・イベント登録のプロセスが簡略化されます。
イベントの実装の目標は、次のとおりです。
- 複数の招待、リマインダおよびフォローアップEメールを送信する反復可能なプログラムを使用することによって、設定時間を削減します。
- Eloquaベスト・プラクティスに基づいて事前決定された一連の手順を使用して、より多くの参加者を動員します。
- 適切な営業担当からのパーソナライズされたフォローアップを使用して、リードを生成します。
- 受信者および参加者の行動から、登録者を評価してフォローアップに優先順位を付けます。
イベントを設定する場合のベスト・プラクティスには、次のようなものがあります。
- 最初の招待は、イベントの3週間前に送信します。
- リマインダは、イベントの約1週間前に登録者に送信し、その後、イベントの1日前に再度送信します。
- セカンド・チャンスEメール(イベントの1週間前)とラスト・チャンスEメール(イベントまで24時間以内)は、少し内容を変え、未登録者にのみ送信します。
- フォローアップEメール(イベントの5日後)は、招待者が参加したか欠席したかに基づいてセグメント化します。
イベントの例
イベント管理機能によってEloquaアプリケーションの様々な機能が統合されることにより、ユーザーはイベントを作成できるだけでなく、その他のEloquaモジュールからの拡張機能にアクセスすることもできます。Eloquaアプリケーションを使用して設定可能なイベントのいくつかの例を次に示します。
簡易イベント
- シナリオ: 3つの場所で行われる3つのセッションおよびセッション当たり20人の待機リストを含むトレーニング・クラス。
- 必要なEloquaモジュール: EメールとEメール・ツールおよびフォームとカスタム・オブジェクト・レコード用のEloqua StandardまたはEloqua Enterprise。
複合イベント
- シナリオ: 複数セッションを含む複数イベントへの自動化された招待(およびサイン・アップのリマインダ)およびWebサイト上での登録更新。
- 必要なEloquaモジュール: EメールとEメール・ツール、フォームとカスタム・オブジェクト・レコード、プログラム・ビルダーとデータ参照用のEloqua StandardまたはEloqua Enterprise。
関連付けられるEメールの例
招待Eメールの例
- イベントの場合、登録フォームはランディング・ページに埋め込まれています。
- Eメールでこのフォームを使用する利点は、フォームの提出数が増加することです。
確認Eメールの例
- このタイプのEメールを使用して、登録の確認および追加の情報や指示を提供したり、営業担当が電話またはEメールのどちらでフォローアップするかを決定できるように、コンタクトの登録について適切な営業担当にリアルタイムの通知を送信します。
- このEメールを使用する利点は、登録者が確定時期を把握し、適切なタイミングでリマインダを受信できることです。
フォローアップEメールの例
フォローアップEメールには2つのタイプがあります。
- イベントの参加者を対象とするもの
- イベントの欠席者を対象とするもの
フォローアップEメールを使用する利点は、フィードバックを収集してその後の商談に発展させ、適切な営業担当にフォローアップを引き継ぐことができることです。
フォームのロール
Eloquaのフォーム・トラッキングおよびフォーム処理により、Webトラフィックと営業利益との間に豊富なリンクが提供されます。営業またはマーケティングのプロフェッショナルが、会社のWebサイトで迅速にフォームを作成、配布および処理したり、Eメールで送信することが簡単になり、営業およびマーケティングの組織は、キャンペーン、プロモーションおよびオファーへの応答を改善できるようになりました。
Eloquaのフォーム作成ツールキットを使用すると、HTMLの知識がなくても、強力なフォームを迅速かつ簡単に作成できます。Eloquaに備えられた単純なグラフィカル・インタフェースを使用して、ニュースレターの登録や、情報の要求、Webセミナーへのサインアップのための、機能豊富なフォーム・レイアウトを作成および実装できます。完了したフォームは、WebサイトまたはEloquaマイクロサイト上でホストすることも、HTML Eメールで見込み客に直接送信することもできます。
フォームを作成した後、Eloquaアプリケーションを使用して、処理機能(入力データを処理する機能)を迅速かつ簡単に追加できます。単純なグラフィカル・インタフェースを使用して、次のような幅広いオプションを構成できます。
- キャンペーンおよびニュースレターの登録
- データのトラッキングおよび分析
- グラフィカルEメール・オートレスポンダ
- 営業およびマーケティングへのEメール通知
- CRMロギング
- 適切なタイミングのフォローアップのトリガー
- カスタム処理など