CIMコマンドの拡張可能参照

CIMコマンドの処理には、いくつかの拡張可能参照の値の構成が必要です。このトピックでは、CIMコマンドの処理で使用される拡張可能参照の概要を示します。

ペイロード処理の拡張可能参照

現在値読取コマンドによって返される測定データの処理には、次の拡張可能参照の値の構成が必要です。

  • 単位マッピング: 単位マッピングは、CIMペイロードのReadingType文字列に基づいており、「ADK - 単位コード対標準単位マッピング」(DG-HeadendUOMLookup)拡張可能参照を使用します。 

  • インターバル・サイズ・マッピング: インターバル・サイズ(秒/インターバル(SPI)で表される)マッピングは、ReadingType文字列から抽出されたmeasuringPeriod値に基づいており、「ADK CIM計量期間参照」(DG-CIMMeasuringPeriodLookup)拡張可能参照を使用します。

  • 条件コード・マッピング: 条件コード・マッピングは、CIMペイロードのReadingQualityType文字列(存在する場合)に基づいており、「ADK-インターバルステ-タスコ-ド対条件マップ」(DG-IntStsCodeToCondMapLookup)拡張可能参照を使用します。 

これらの拡張可能参照の詳細は、「CIMペイロード処理のデータ・マッピングおよび拡張可能参照」を参照してください。

ADK CIMヘッダー動詞参照

「ADK CIMヘッダー動詞参照」(DG-CIMHeaderVerbLookup)拡張可能参照は、CIMメッセージで使用されるメッセージ・タイプの動詞の値を定義します。動詞の詳細は、国際規格のドキュメント(リンク)の付録Aを参照してください。この拡張可能参照には、国際規格のドキュメントの値が事前に移入されています。

ADK CIM返信コード参照

「ADK CIM返信コード参照」(DG-CIMReplyCodeLookup)拡張可能参照には、ヘッドエンド・システムからの返信内の返信 / エラー / コード要素の値の列挙が含まれています。これらの値は、国際規格のドキュメント(リンク)の付録Bで定義されています。値は、ドットで区切られた2つの数字で構成されます。例: ReplyCode = <ReplyCodeカテゴリ> "." <ReplyCode索引>

この拡張可能参照には、国際規格のドキュメントのTable B.10 – Common enumerationsの値が事前に移入されています。

ADK CIM返信結果参照

「ADK CIM返信結果参照」(DG-CIMResponseReplyRsltLookup)拡張可能参照には、ヘッドエンド・システムから返されるReply.Result値の値の列挙が含まれています。この拡張可能参照には、国際規格のドキュメントの値が事前に移入されています(付録Bを参照)。

ADK CIMデータ・ソース拡張可能参照

「ADK CIMデータ・ソース拡張可能参照」(DG-DataSourceLookup)拡張可能参照は、ヘッドエンド・システムで定義されたデータ・ソースに摘要をマップするために使用されます。「CIMデータ・ソース拡張可能参照」に定義する各値には、次のものが含まれている必要があります。

  • データ・ソース: データ・ソースのCIMコード

  • 摘要: データ・ソースの摘要

  • ステータス: 参照値のステータス(「有効」または「無効」)

この拡張可能参照には、AMIとデータベースの2つの値が事前に移入されています。