CIMペイロード処理のデータ・マッピングおよび拡張可能参照

単位マッピング

単位マッピングは、CIMペイロードのReadingType文字列に基づいており、「ADK - 単位コード対標準単位マッピング」(DG-HeadendUOMLookup)拡張可能参照を使用します。ReadingTypeデータ要素の詳細は、国際規格のドキュメントを参照してください。

たとえば、ReadingType文字列が"0.0.2.4.1.1.12.0.0.0.0.0.0.0.0.3.72.0"のペイロードは、次のようにキロワット時単位にマップできます。

  • ヘッドエンド単位: 0.0.2.4.1.1.12.0.0.0.0.0.0.0.0.3.72.0

  • 単位: キロワット時

インターバル・サイズ・マッピング

インターバル・サイズ(秒/インターバル(SPI)で表される)マッピングは、ReadingType文字列から抽出されたmeasuringPeriod値に基づいており、「ADK CIM計量期間参照」(DG-CIMMeasuringPeriodLookup)拡張可能参照を使用します。measuringPeriodは、ReadingType文字列の3番目の要素です。measuringPeriod要素およびReadingType要素の詳細は、国際規格のドキュメントを参照してください。

たとえば、ReadingType文字列が"0.0.2.4.1.1.12.0.0.0.0.0.0.0.0.3.72.0"のペイロードのmeasuringPeriodは"2" (この文字列の3番目の値)です。これは、次のように「秒/インターバル900」(15分)にマップできます。

  • 計量期間: 2

  • インターバル・サイズ: 00:15:00

条件コード・マッピング

条件コード・マッピングは、CIMペイロードのReadingQualityType文字列(存在する場合)に基づいており、「ADK-インターバルステ-タスコ-ド対条件マップ」(DG-IntStsCodeToCondMapLookup)拡張可能参照を使用します。ReadingQualityTypeデータ要素の詳細は、国際規格のドキュメントを参照してください。

たとえば、ReadingQualityType文字列が"3.8.8"のペイロードは、次のように「システム推定」条件コードにマップできます。

  • インターバル・ステータス: 3.8.8

  • 条件: システム推定

イベント・タイプ・マッピング

イベント・タイプ・マッピングは、CIMペイロードのEndDeviceEventType文字列に基づいており、「ADK - 設備イベント・マッピング」(DG-DeviceEventMappingLookup)拡張可能参照を使用します。EndDeviceEventTypeデータ要素の詳細は、国際規格のドキュメントを参照してください。

たとえば、EndDeviceEventType文字列が"3.12.0.257"のペイロードは、次のように「Tamper Detected」標準イベント名にマップできます。

  • ヘッドエンド・システム・イベント名: 3.12.0.257

  • 標準イベント名: Tamper Detected