CIMペイロード処理の紹介および概要

アダプタ開発キットでは、共通情報モデル(CIM)書式のデータのペイロード処理がサポートされています。アダプタ開発キットでサポートされているCIM書式および標準は、こちらから入手可能な国際規格(IEC 61968-9、Edition 2.0)に基づいています。この項で使用されるCIM使用およびイベント・ペイロード書式からの特定のデータ要素への参照は、このドキュメントに基づいています。CIM標準およびペイロード書式の詳細は、このドキュメントを参照してください。 

使用ペイロードは、その他の形式およびその他のアダプタと同じ方法で処理されます。ペイロード・ファイルは、ヘッドエンド・システムからファイル・システム(オンプレミス実装の場合)またはOracle Cloud Object Storageの場所(クラウド・サービスの場合)に送信され、バッチ・プロセスを介して処理されます。このプロセスおよび関連する構成の詳細は、「ペイロード処理」を参照してください。イベントもこの方法で処理できます。

イベント・ペイロードは、インバウンドWebサービスを介して処理することもできます。インバウンドWebサービスは、ペイロードをバッチ処理によって処理されるファイルの場所に送信します。詳細は、イベント処理のインバウンドWebサービスを参照してください。この方法は多くの場合、ヘッドエンド・システムからリアルタイム・イベントを受信する場合に使用されます。

この項では、CIMベースのペイロードを処理するために必要な特定の構成の概要を示します。