CIMイベント処理のインバウンドWebサービス

イベント処理は、「ADK CIMイベントおよびアラーム」(DG-CIMEvents) SOAPベース・インバウンドWebサービスのEventMessage操作で処理できます。この方法は多くの場合、ヘッドエンド・システムがSmart Grid Gatewayにリアルタイム・イベントを送信する場合に使用されます。

このWebサービスを起動する場合、イベント・ペイロードをWebサービス・コールに含める必要があります。Webサービス・コールに含めるイベント・データの詳細は、国際規格のドキュメントを参照してください。 

「ADK CIMイベントおよびアラーム」(DG-CIMEvents)サービスは、ペイロードをバッチ処理によって処理されるファイルの場所に送信します。

ファイルの場所は、「ADK - マスター構成」の「到達済データの保存場所」セクションで定義され、次のパラメータが含まれます。 

  • ファイル格納: ペイロードの保存先のステージング領域を定義する「ファイル格納構成」(F1-FileStorage)拡張可能参照値。詳細は、「ファイル格納の拡張可能参照値の作成」(リンク)を参照してください。

  • 出力バケット/フォルダ名: バケット名(Oracle Object Storageに保存する場合)、または指定したファイル格納場所の下にあるディレクトリ(ローカル・ファイル・システムに保存する場合)。

  • ファイル名生成スクリプト: 着信ペイロードを保存するときにファイル名を構成するために使用されるサービス・スクリプトの名前。指定されていない場合は、デフォルトで「デフォルト・ファイル名ジェネレータ」(D1DEFFNGEN)スクリプトが使用されます。

  • XSLトランスフォーマ・テンプレート: 着信インバウンド・メッセージ・データからイベント・ペイロードを作成するために使用されるXSLの名前。「ADK - CIM EndDeviceEvents出力」(DG-CIMEndDvcEvtsOutput.xsl) XSLを選択します。

  • ファイル拡張子: 出力ファイルの名前に使用される拡張子。先頭にドットを付けて指定することも、ドットを付けずに指定することもできます(例: ".txt"または"xml")。