導出されたデータに対するデータ・エクスプローラの使用

SQL経由でアクセスできないデータ・エクスプローラ・ゾーンにデータを表示するように、設計で保証している場合があります。たとえば、データが別のシステムからのもので、Webサービス・コールが必要な場合があります。別の例としてはJMSメッセージ・ブラウザがあります。

製品には、ユーザー・フィルタが移入された後でSQLが実行される前にスクリプトをコールできるデータ・エクスプローラの機能が用意されています。スクリプトでは、SQLでデータを表から取得できるように、必要に応じてデータを取得し、データを表形式で格納できます。

次に詳細を示します。

• データを取得するサービス・スクリプトを必要に応じて作成します。このスクリプトは取得したデータを一時表に格納します。

  • 製品には使用可能な表が用意されています。これはF1_​GENERIC_​GTT (汎用グローバル一時表)と呼ばれます。サービス・スクリプトがレコードを挿入する際にコールできる「グローバル一時表レコードの作成」(F1-InsertGTTRecords)というビジネス・サービスがあります。

  • Webサービス・コールを介してデータがアクセスされる場合は、F1-ExecuteScriptInNewSessionというビジネス・サービスを使用して、別のセッションでWebサービスを実行し、Webサービス・コールによって発行される可能性があるエラーをトラップして、より正確なエラーを提供することが適切です。

• データ・エクスプローラ・ゾーンでは、このサービス・スクリプトをゾーンの前処理スクリプト・パラメータに使用します。ユーザーまたは非表示のフィルタにスクリプトを渡す必要がある場合は、パラメータがそのためのニーモニックをサポートします。サポートされている構文は、パラメータの埋込みヘルプを参照してください。

• データ・エクスプローラのSQLは、サービス・スクリプトによって作成された一時表にアクセスします。