スキーマ・デザイナ

スキーマ・デザイナは、次の共通スキーマ編集タスクを実行するためのわかりやすいインタフェースです。

  • 既存のスキーマの表示。
  • スキーマ要素の作成。
  • スキーマ内の要素の移動。
  • 属性値の追加。

デザイナには、2つの表示モードが用意されています。

  • 「テキスト」モードには、正しい構文で記述されたスキーマ要素とその属性が表示され、テキストを直接入力できます。
  • 「ツリー」モードは、要素をツリー形式で示し、各要素の主要属性を表形式で示す表示です。このモードでは、スキーマを表示または編集する際に、ユーザーは「ノード表示」コントロールを使用して、内部識別子またはそれが関連付けられた画面ラベルによって要素の表示を選択できます。
注意: 現在のインストールの所有者が所有していないスキーマは、両方の表示モードで保護されています。

次の各項では、「ツリー」モードで使用可能な機能に関する詳細情報を示します。

  • スキーマ定義でinclude文を使用して別のスキーマが参照されている場合は、ツリー領域の左側に三角形が表示されます。この三角形をクリックしてそのスキーマを展開できます。

  • 「ツリー」表示から、要素の定義に関する詳細情報を表示し、適用可能な場合はその要素の右に表示される編集アイコンをクリックして更新できます。「詳細の編集」アイコン 要素の属性を編集できるのは、その要素がこのスキーマに定義されている場合のみです。別のスキーマの'include'の一部である要素の属性を表示すると、その属性は表示専用となります。

  • 編集ペイン内のフィールドおよびコントロールについては、「ヘルプ」アイコン「ヘルプ」アイコンをクリックして、コンテキスト依存の埋込みヘルプを表示します

  • 表示している現在のスキーマに定義されている要素については、ツリーの左側にメニュー・ドロップダウン・アイコンが表示されます。別のスキーマから組み込まれた要素は表示されません。新しい要素を「ツリー」モードで追加できます。このドロップダウンをクリックすると、要素を追加、削除または移動するオプションが表示されます。スキーマ編集アイコン メニューの横にある要素に許可された処理に基づいて、すべてのオプションが表示されるわけではないことに注意してください。たとえば、メインの「schema」ノードには、「schema」ノードの削除や移動は適用できないため、「追加」オプションのみが表示されます。

新しい要素を追加するときは、最初に、その要素の位置が現在の要素の兄弟ノードまたは子ノードのいずれであるかを尋ねるプロンプトが表示されます。いずれかのオプションについて、メニューがクリックされた場所の横にある要素の下に、新しい要素が追加されます。次に、要素タイプを尋ねるプロンプトが表示されます。

次のリストに、指定可能な要素のタイプを示します。大半は一目瞭然で、標準のスキーマ・オプションを表しています。

  • 特性リスト。これは、シーケンスおよび指定した特性タイプの特性値を含むリスト要素のマップに使用する、特別なタイプのフラット・リスト要素です。この要素は、主キーがメンテナンス・オブジェクトのキー、特性タイプおよびシーケンスである1つ以上の特性子表があるメンテナンス・オブジェクトに対してのみ適用できます。発効日が指定された特性表のコレクションはサポートされていません。ユーザーは、リスト名、特性値要素名および特性タイプを定義します。残りのフラット化情報は、システムによって適切に構成されます。

  • 特性。これは、指定した特性タイプの特性への単一要素のマップに使用する、特別なタイプのフラット・フィールド要素です。この要素は、主キーがメンテナンス・オブジェクトのキー、特性タイプおよびシーケンスである1つ以上の特性子表があるメンテナンス・オブジェクトに対してのみ適用できます。発効日が指定された特性表のコレクションはサポートされていません。ユーザーは、要素名および特性タイプを定義します。残りのフラット化情報は、システムによって適切に構成されます。

  • コメント。スキーマにコメントを追加します。

  • 埋込みHTML。これは、UIヒントに使用可能なスキーマ限定です。UIマップ・フラグメントを含める場合に使用します。

  • フィールド

  • フラット・フィールド

  • フラット・リスト

  • グループ

  • インクルードBOスキーマ

  • インクルードBSスキーマ

  • インクルード・データ領域スキーマ

  • インクルード・マップ・スキーマ

  • インクルードSSスキーマ

  • 入力マップ・タイトル。これは、UIヒントに使用可能なスキーマ限定です。これはマップのタイトル要素の定義に使用します。

  • リスト

  • ネスト・フラット・フィールド。これは子表のフラット・フィールドです。

  • 未処理要素。この要素はテキストをそのまま取得する場合に使用されます。これは通常、個々のノードの定義に関する詳細のないXML構造を取得する場合に使用されます。

  • セクション。これは、UIヒントに使用可能なスキーマ限定です。これはマップ内のセクションの定義に使用されます。

  • シンプル・フィールド。これは、XML構造で定義されたデータをサポートする列への要素のマップに使用する、特別なタイプのフィールド要素です。(これは、キャラクタ・ラージ・オブジェクト・データ型(CLOB)またはXMLデータ型の列です)。

スキーマ・デザイナは、「ビジネス・オブジェクト」「データ領域」「UIマップ」「ビジネス・サービス」および「スクリプト」の各ページで「スキーマ」タブを選択すると使用できます。