Sun Blade Storage Module M2 サービスマニュアル

 

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ストレージモジュールの取り外し方法

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仕様

物理仕様

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索引

ストレージモジュールの取り付け方法

始める前に

以前シャーシにあったストレージモジュールを交換する場合は、元あったスロットにストレージモジュールを取り付けます。

  1. シャーシ内の空きスロットを見つけます。

    ストレージモジュールが以前シャーシに取り付けられていた場合、同じスロットに取り付けます。

  2. 次のようにスロットのフィラーパネルを取り外します。
    1. 取り外しレバーをつまみ、フィラーパネルから離れるように回転させます。
    2. フィラーパネルを引き出します。

    注意

    注意 - シャーシの電源が投入されている場合は、フィラーパネルを取り外してから 60 秒以内にディスクモジュールを挿入してください。そうしないと、シャーシの冷却が阻害される可能性があります。



    注 - シャーシで適切な冷却が維持され、電磁干渉 (EMI) に関する FCC 規制に準拠するように、未使用のスロットのフィラーパネルは取り外さないでください。


  3. ストレージモジュールの取り外しレバーを、無理に力を入れずにできるだけ開きます。
  4. 次のようにストレージモジュールを取り付けます。
    1. モジュールの正面から見て取り外しレバーが右側になるように、ディスクモジュールを垂直に配置します [1]。
    2. ディスクモジュールを、止まるまでスロットに押し込みます [2]。
    3. カチッと音を立ててかみ合うまで取り外しレバーを回転させます。

      ディスクモジュールがシャーシにぴったりと収まり (ディスクドライブが 1.5 mm 程度出ている状態)、取り外しレバーがロックされるようにしてください [3、4]


    ストレージモジュールのシャーシへの挿入を示す図。

    シャーシの電源が瞬時にストレージモジュールに投入されます。CMM によってモジュールが検出されると、モジュールの動作状態 LED が点滅し始めます。ストレージモジュールの LED の詳細は、「フロントパネルのインジケータとボタン」を参照してください。

  5. 障害が発生したストレージモジュールに交換用のストレージモジュールを取り付ける場合で、正常なディスクを交換用モジュールに移動した場合は、CMM ILOM 構成を復元し、ホストからディスクへの割り当てを取得する必要があります。以下を実行します。
    1. ブラウザを開き、CMM にログインします。
    2. 「Maintenance」タブをクリックします。
    3. 「Restore」を選択し、保存されている構成ファイルを再ロードするための適切な情報を入力します。

      注 - 上級ユーザーまたは Sun の技術者向けの情報: 古いストレージモジュールを取り外したときと新しいモジュールを取り付ける準備ができたときとで CMM ILOM 構成が変化した場合は、CMM ILOM 構成 XML ファイルを編集し、古いストレージの割り当てを新しい CMM ILOM 構成 XML ファイルにコピーすることもできます。この手順の実行方法については、ILOM のドキュメントを参照してください。


  6. 必要に応じて、RAID 拡張モジュール (REM) 管理ソフトウェアを使用し、RAID 構成を復元します。

    ホスト REM で、ストレージモジュールの仮想ドライブが異種構成 (MegaRAID) または非アクティブ (Fusion-MPT IR) と識別される可能性があります。異種構成または非アクティブな構成は REM 管理ソフトウェアを使用して復元できます。

    MegaRAID (SGX-SAS6-R-REM-Z) の場合は、『LSI MegaRAID SAS Software User's Guide』に記載されているインポート機能を使用します。Fusion-MPT IR (SGX-SAS6-REM-Z) の場合は、『LSI SAS2 Integrated RAID User's Guide』に記載されているアクティブ化機能を使用します。これらのドキュメントは、http://www.lsi.com/support/sun/ からダウンロードできます。