Oracle Receivablesユーザー・ガイド リリース12 E06003-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この章のトピックは、次のとおりです。
Oracle Receivablesには、日常の売掛/未収金操作全般を実行するための、4つの統合されたワークベンチが用意されています。「入金」ワークベンチは、全般的な入金関連タスクの実行に、「取引」ワークベンチは、請求書、デビット・メモ、クレジット・メモ、対顧客勘定クレジット、チャージバック、および修正の処理に使用できます。「受取手形」ワークベンチでは、受取手形を作成、更新、送金および管理できます。
各ワークベンチにより、重要情報が柔軟な方法で検索したり、定義済の書式で結果を確認したり、適切な処理を選択することができます。たとえば「取引」ワークベンチでは、請求先または出荷先顧客、通貨、取引番号、またはGL記帳日に基づいて取引を問合せできます。その後で、財務、消込、賦払の情報を検討し、修正を遂行し、クレジット・メモを作成、または取引を完了することができます。すべての必要なウィンドウに、1つのウィンドウからアクセスできるため、取引を一度問い合せると、再検索することなく複数の操作を実行できます。
すべてのウィンドウ、ボタン、またはワークベンチ内のタブ・リージョンへアクセスできるとはかぎりません。これは、システム管理者が機能セキュリティを使用して、ユーザーの職責に応じて特定のOracle Receivables操作を実行できないようにしている場合があるためです。たとえば、ある職責では入金の入力は許可されますが、それを削除することは許可されないということが考えられます。詳細は、『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』のOracle Receivablesの機能セキュリティに関する項を参照してください。
Oracle Receivablesワークベンチのウィンドウのいくつかはフォルダです。フォルダでは、表示したいフィールドや、ウィンドウでの表示位置を選択できます。オープン・フォルダ・アイコンがウィンドウの左上部に表示されている場合、そのウィンドウはフォルダです。さらに、プロファイル・オプションの「フォルダ: カスタマイズの許可」が「Yes」に設定されている場合、特定のウィンドウへのカスタマイズを保存して、後でレコードのそのサブセットを素早く検索することができます。「フォルダ」メニューのオプションを選択して、フォルダの外観を修正できます。
「入金」および「取引」ワークベンチでは、1回に1つ、またはグループとして一度に記録を表示できます。詳細ウィンドウに表示される入金または取引は一度に1件だけですが、複数のフィールドとタブ・リージョンがあり、記録の詳細情報が表示されます。これに比べて、要約ウィンドウは一度に複数の記録を表示できますが、現在の記録の詳細情報を表示するには、詳細ウィンドウに「ドリルダウン」する必要があります。次は、Receivablesワークベンチで使用可能な詳細および要約ウィンドウの一覧です。
「入金」ワークベンチ: 「入金」、「入金要約」、「入金バッチ」および「入金バッチ要約」
「取引」ワークベンチ: 「取引」と「取引要約」、および「取引バッチ」と「取引バッチ要約」
送金/送金要約
「検索」ウィンドウは、Receivablesの各ワークベンチで使用可能です。これらのウィンドウにより、特定した基準の特定セットに基づいて情報を検索できます。たとえば、「取引の検索」ウィンドウで、取引番号の範囲、日付、バッチまたは取引タイプを入力して、複数の記録を検索できます。また、特定の文書または取引番号を入力して、単一の記録を検索することもできます。
「検索」ウィンドウには「表示」メニューからアクセスできます。
値のリストは、あらかじめ定義済のリストから、特定のフィールドに有効なデータを選択できる便利で、使いやすい機能です。カーソルをフィールドに置いたときに、<リスト>ランプが点灯したら、「値リスト」アイコンを選択します。この操作で、そのフィールドの有効なエントリのリストを表示できます。任意の値をクリックするだけで、選択したデータが入力され、カーソルはウィンドウの次のフィールドへ移動します。
「入金」ワークベンチ、「取引」ワークベンチおよび「受取手形」ワークベンチでは、「処理」ボタンでの操作の他に、「ツール」メニューを使用して操作を実行できます。たとえば「入金」ワークベンチの「入金合計」ウィンドウで、複数の入金の合計を表示でき、「入金履歴」ウィンドウで、通貨換算率修正の結果生じた機能通貨差損益を検討できます。
「取引」ワークベンチでは、「処理」ボタンではアクセスできない機能に、「ツール」メニューからアクセスできます。たとえば、「取引要約」ウィンドウには「残高」ボタンは表示されませんが、「ツール」メニューから「残高」を選択すると、「取引残高」ウィンドウを表示できます。
「受取手形」ワークベンチでは、受取手形を管理するための追加機能に、「ツール」メニューからアクセスできます。たとえば、「受取手形」ウィンドウでは機能通貨以外の通貨の換算レート情報が表示され、「換算」オプションを使用すると受取手形を新しい受取手形に換算できます。
「入金」および「取引」ワークベンチでは、「ツール」メニューから「会計の表示」を選択すると、決算済の会計仕訳(すなわち、借方 = 貸方)のフォームで詳細な会計明細を表示できます。また、詳細勘定科目をT字型勘定として表示するように選択することもできます。これらの機能を使用して、取引によってGeneral Ledgerでの勘定残高にどのような影響があるかを確認します。
注意: 「修正」ウィンドウから修正の詳細会計明細を表示することもできます。
複数報告通貨(MRC)機能を使用している場合は、単一の職責から取引金額を主機能通貨および報告機能通貨で同時に表示できます。「通貨詳細の表示」照会ウィンドウは、「入金」または「取引」ワークベンチからアクセスできます。関連項目: 取引のMRC詳細の表示
関連項目
「入金」ワークベンチは、入金バッチの作成、および個別入金の入力、消込、戻し処理、再消込、削除に使います。入金は、手動で入力するか、「自動ロックボックス」を使ってインポートするか、または自動作成できます。またこのワークベンチを使用して、ファクタリング入金の決済またはリスク消去、自動入金の送金、チャージバックと修正の作成、および顧客の勘定残高を自動更新するために「クイック入金転記」の発行を実行します。
入金を個別に入力するとき、Receivablesでは「入金」ウィンドウと「入金要約」ウィンドウの次の属性のデフォルト値が供給されます。
通貨
預入日
満期日
GL記帳日
受入日
入金タイプ
入金の入力をバッチの部分として行うとき、入力する入金は、上のリストに加えて、次の属性を継承します。
入金方法
入金区分
新規入金バッチにデフォルト値を設定することもできます。たとえば、バッチ・ソース「標準」を定義し、このソースについて「バッチ番号自動採番」を「Yes」に設定します。また、プロファイル・オプション「AR: 入金バッチ・ソース」を「標準」に設定します(次を参照)。その後、新規バッチを作成するとき、Receivablesで「標準ソース」がデフォルト・バッチ・ソースとして使用され、保存時に、一意のバッチ番号が自動的に生成されます。
「入金」ワークベンチでデフォルト値を供給するためユーザーが設定できるその他のプロファイル・オプションは、次のとおりです。
AR: デフォルト換算レート・タイプ: このオプションで、「入金」および「入金要約」ウィンドウで「換算レート」ウィンドウに表れる換算レートタイプのデフォルト値が決定されます。有効な値は「社内」、「直物」および「ユーザー」です。
AR: 入金バッチ・ソース: このオプションで、「入金」ウィンドウおよび「入金バッチ」ウィンドウのデフォルト入金バッチ・ソースが決まります。
詳細は、『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』のOracle Receivablesユーザー・プロファイル・オプションの概要に関する項を参照してください。
「入金」ワークベンチの次のウィンドウは、フォルダ・ウィンドウです。これらのウィンドウの外観は、「フォルダ」メニューからオプションを選択してカスタマイズできます。
消込
ロックボックス伝送データ
クイック入金
入金バッチ要約
入金要約
送金要約
「入金」ワークベンチ
この図の詳細は、「入金」ワークベンチの図の説明を参照してください。
「入金」ワークベンチと、対応するReceivablesのドキュメントをより有効に使用するには、次の表を参照してください。「ウィンドウ/タブ・リージョン」列の「該当なし」は、該当のトピックのドキュメントが、機能の解説または一般的な説明であることを示しています。したがって、対応するウィンドウ名はありません。
トピック | 項/タスク | ウィンドウ/タブ・リージョン |
---|---|---|
修正 | 修正の作成 | 「消込」ウィンドウ、「修正」ボタンを選択 |
入金の消込 | 入金の消込 | 「入金」または「入金要約」ウィンドウ |
送金の承認 | 送金バッチの承認 | 「送金」ウィンドウ |
自動消込 | 自動消込 | 該当なし |
自動ロックボックス | 自動ロックボックスの使用方法 自動ロックボックスの実行 | 「ロックボックス処理の発行」ウィンドウ |
自動入金 | 自動入金の作成 | 「入金バッチ」ウィンドウ |
自動入金 | 送金バッチの自動作成 | 「送金」ウィンドウ |
自動入金 | 消込対象取引の自動選択(「検索および消込」ボタン) | 「消込」ウィンドウ |
自動入金 | 自動入金の承認 | 「入金バッチ」ウィンドウ |
自動入金 | 自動入金フォーマット | 「入金バッチ」ウィンドウ |
自動入金 | 自動入金の手動入力 | 「入金」ウィンドウ |
自動入金 | 自動入金の確認 | 「入金」または「入金要約」ウィンドウ |
バッチ | 簡易入力および検索のための入金のバッチ処理 | 「入金バッチ」または「入金バッチ要約」ウィンドウ |
チャージバック | チャージバックおよび修正 | 「消込」ウィンドウ、「チャージバック」ボタンを選択 |
入金の決済 | 入金の自動決済 | 「自動決済の実行」ウィンドウ |
自動入金の確認 | 自動入金の確認 | 「入金」または「入金要約」ウィンドウ |
割引 | 割引 | 該当なし |
入金の入力 | 入金の入力 | 「入金」または「入金要約」ウィンドウ |
ファクタリング送金 | ファクタリング送金 | 「送金」 |
自動入金のフォーマット | 自動入金のフォーマット | 「入金バッチ」ウィンドウ |
送金バッチのフォーマット | 送金レイアウトのフォーマット | 「送金」ウィンドウ |
ロックボックス | 自動ロックボックスの使用方法 自動ロックボックスの実行 | 「ロックボックス処理の発行」ウィンドウ |
ロックボックス伝送の保守 | ロックボックス伝送の保守 | 「ロックボックス伝送データ」 |
受取手形 | 受取手形の作成 | 「入金」ウィンドウ |
クイック入金転記 | クイック入金の転記 | 「入金バッチ要約」ウィンドウ |
クイック入金 | クイック入金 | 「入金バッチ」ウィンドウ |
入金の再消込 | 入金の再消込 | 「消込」ウィンドウ |
入金の消込 | 入金の消込 | 「銀行取引明細書調整」ウィンドウ(Oracle Cash Management) |
入金の送金 | 送金バッチの作成 | 「送金」ウィンドウ |
送金 | 送金バッチの作成 | 「送金」ウィンドウ |
送金 | 送金レイアウトのフォーマット | 該当なし |
送金 | 送金バッチの承認 | 「送金」ウィンドウ |
入金の戻し処理 | 入金の戻し処理 | 「入金」または「入金要約」ウィンドウ |
入金と消込の検討 | 入金と消込の検討 | 「消込」ウィンドウ |
リスク消去ファクタリング入金 | 入金の自動決済 | 「自動決済の実行」ウィンドウ |
伝送履歴 | ロックボックス伝送履歴の表示 | 「伝送履歴」ウィンドウ |
関連項目
「取引」ワークベンチは、新規請求書を作成し、既存の請求書、デビット・メモ、クレジット・メモ、対顧客勘定クレジット、Receivables内の取引約定を更新するのに使用します。またこのワークベンチを使用して、取引の入力、検討、完了、請求書のコピー、修正の作成、クレジット・メモ取引、賦払請求の検討およびチャージバックの更新もできます。
取引を個別に入力するとき、Receivablesでは、「取引」ウィンドウおよび「取引要約」ウィンドウに、次の属性のデフォルト値が供給されます。
日付
通貨
プロファイル・オプション「AR: 取引バッチ・ソース」を定義して、取引のデフォルト・バッチ・ソースを定義することもできます。このプロファイル・オプションにより、「取引」、「取引要約」、「取引バッチ」、「取引バッチ要約」、「クレジット・メモ取引」ウィンドウのバッチ・フィールドの値が決定されます。
「取引」ウィンドウの次のウィンドウは、「フォルダ」ウィンドウです。これらのウィンドウの外観は、「フォルダ」メニューからオプションを選択してカスタマイズできます。
明細
取引バッチ要約
取引要約
「取引」ワークベンチ
この図の詳細は、「取引」ワークベンチの図の説明を参照してください。
「取引」ワークベンチと、対応するReceivablesのドキュメントをより有効に使用するには、次の表を参照してください。「ウィンドウ/タブ・リージョン」列の「該当なし」は、該当のトピックのドキュメントが、機能の概説またはトピックの説明であることを示しています。
トピック | 項/タスク | ウィンドウ/タブ・リージョン |
---|---|---|
会計 | 会計情報の検討 | 「配分」ウィンドウ |
会計 | 取引のデフォルト会計処理 | 該当なし |
修正 | 修正について | 該当なし |
修正 | 手動修正の入力 | 「修正」ウィンドウ |
修正 | 自動修正の作成 | 「自動修正の作成」ウィンドウ |
所在地 | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の送金先所在地の定義に関する項 | 「送金先所在地」ウィンドウ |
自動会計 | 自動会計の使用方法 | 該当なし |
自動会計 | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の自動会計の定義に関する項 | 「自動会計」ウィンドウ |
自動インボイス | 自動インボイスを使用した取引のインポート | 「自動インボイス」ウィンドウ |
自動インボイス | 自動インボイスの概要 | 該当なし |
バッチ | バッチ取引 | 「取引バッチ」または「取引バッチ要約」ウィンドウ |
バッチ | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の取引バッチ・ソースの定義に関する項 | 「取引バッチ・ソース」ウィンドウ |
チャージバック | 取引約定の入力 | 「チャージバック」ウィンドウ |
チャージバック | 取引約定の使用方法 | 該当なし |
取引約定 | 取引約定の入力 取引約定の使用方法 | 「取引」または「取引要約」ウィンドウ |
完了 | 取引の完了 | 「取引」または「取引要約」ウィンドウ |
コピー | 請求書のコピー | 「取引のコピー」ウィンドウ |
クレジット | クレジット・メモ取引 | 「クレジット・メモ取引」ウィンドウ |
クレジット | 対顧客勘定クレジットの作成 | 「消込」ウィンドウ |
延滞手数料 | 延滞手数料の計算 | 「顧客プロファイル区分」ウィンドウ |
延滞手数料 | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の顧客プロファイル区分の定義に関する項 | 「顧客プロファイル区分」ウィンドウ |
運送費 | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の運送業者の定義に関する項 | 「運送業者」ウィンドウ |
運送費 | 運送費情報の入力 | 「運送費」ウィンドウ |
約定金額 | 取引約定の入力 取引約定の使用方法 | 「取引」または「取引要約」ウィンドウ |
インポート | 自動インボイスを使用した取引のインポート | 「自動インボイスの実行」ウィンドウ |
賦払 | 賦払の請求書の入力 | 「取引」または「取引要約」ウィンドウ |
明細 | 取引明細の入力 | 「明細」ウィンドウ(「取引」ウィンドウから) |
明細 | クレジット・メモ取引明細 | 「明細」ウィンドウ(「クレジット・メモ取引」ウィンドウから) |
保守 | 取引の保守 | 「取引」または「取引要約」ウィンドウ |
対顧客勘定クレジット | 対顧客勘定クレジットの作成 | 「消込」ウィンドウ |
入金方法 | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の入金方法の定義に関する項 | 「入金区分」ウィンドウ |
支払条件 | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の支払条件の定義に関する項 | 「支払条件」ウィンドウ |
印刷 | 取引の印刷 | 「取引の印刷」ウィンドウ |
印刷 | 印刷済取引についての理解 | 該当なし |
ルール | 基準付き請求書の入力 | 「取引」または「取引要約」ウィンドウ |
ルール | 基準付き請求書 | 該当なし |
販売実績 | 収益実績の入力 | 「販売実績」ウィンドウ |
税金 | 税金情報の入力または検討 | 「税金」ウィンドウ |
取引 | 取引の入力 | 「取引」または「取引要約」ウィンドウ |
取引 | 自動インボイスを使用した取引のインポート | 「自動インボイスの実行」ウィンドウ |
取引 | 取引の印刷 | 「請求書の印刷」ウィンドウ |
タイプ | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の取引タイプの定義に関する項 | 「取引タイプ」ウィンドウ |
取引の更新 | 取引の保守 | 「取引」または「取引要約」ウィンドウ |
関連項目
「受取手形」ワークベンチを使用すると、受取手形を作成、更新、送金および管理できます。作成した受取手形には手動または自動で取引を割り当てることができます。また、このワークベンチを使用して受取手形の検討、手形のステータスの更新および受取手形送金バッチの作成と保守を行うこともできます。「受取手形」ワークベンチでは、入金の作成を消込、および送金された受取手形のリスクの消去も管理します。
「取引」ワークベンチでは、取引を受取手形に交換することもできます。また、「入金」ワークベンチを使用して、受取手形に対して消し込まれた入金の戻し処理や消込取消を実行できます。
受取手形または受取手形送金を作成すると、Oracle Receivablesでは、「受取手形」ウィンドウと「送金」ウィンドウで次の属性のデフォルト値が供給されます。
日付
通貨
「AR: 受取手形バッチ・ソース」プロファイル・オプションを定義して、受取手形のデフォルト・バッチ・ソースを定義することもできます。このプロファイル・オプションにより、「受取手形」および「受取手形取引バッチ」ウィンドウの「バッチ」フィールドの値が決定されます。
「受取手形」ワークベンチには、次の2つのプロファイル・オプションがあります。
「AR: 受取手形バッチ・ソース」。このプロファイル・オプションは、受取手形取引のデフォルト・バッチ・ソースを定義します。
「AR: 償還請求権なしファクタリング/裏書受取手形」。このプロファイル・オプションは、非償還用受取手形送金にファクタリングできるか裏書できるかを決定します。
次のシステム・オプションは、受取手形を除く他の取引に適用されます。
「文書番号生成レベル」。このシステム・オプションで、Oracle Receivablesによってどの時点で取引の文書番号が生成されるかが決定されます。受取手形取引の場合、このシステム・オプションは無視されて、取引の完了時に文書番号が生成されます。
「受取手形」ワークベンチには、1つの「フォルダ」ウィンドウがあります。このウィンドウの表示は、「フォルダ」メニューからオプションを選択することでカスタマイズできます。
受取手形ポートフォリオ管理
「受取手形」ワークベンチと、対応するOracle Receivablesの文書をより有効に使用するには、次の表を参照してください。「ウィンドウ/タブ・リージョン」列の「不適用」は、該当のトピックの文書が、機能の説明または一般的な説明であることを示しています。
トピック | 項/タスク | ウィンドウ/タブ・リージョン |
---|---|---|
引受 | 受取手形の引受 | 「引受」ウィンドウ |
会計 | 受取手形の作成 | 不適用 |
会計 | 受取手形送金および入金の会計 | 不適用 |
割当 | 受取手形への取引の手動割当 | 「割当」ウィンドウ |
割当 | 受取手形取引のバッチ処理 | 「受取手形取引バッチ」ウィンドウ |
割当 | 受取手形割当の表示 | 「受取手形ポートフォリオ管理」ウィンドウ |
自動会計 | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の自動会計に関する項 | 「自動会計」ウィンドウ |
自動インボイス | 受取手形への自動または直接交換用の取引のフラグ設定 | 「取引」ウィンドウ |
銀行 | 受取手形銀行口座情報の入力 | 「受取手形」ウィンドウ」 |
銀行 | 受取手形送金バッチの作成 | 「送金」ウィンドウ |
バッチ | 受取手形取引のバッチ処理 | 「受取手形取引バッチ」ウィンドウ |
バッチ | 受取手形送金バッチの作成 | 「送金」ウィンドウ |
バッチ | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の取引バッチ・ソースに関する項 | 「取引ソース」ウィンドウ |
バッチ | 受取手形送金バッチ管理レポート | 受取手形送金バッチ管理レポート |
受取手形 | 受取手形作成 | 不適用 |
受取手形 | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の受取手形作成入金方法の定義に関する項 | 「入金区分」ウィンドウ |
取消 | 受取手形の取消 | 「取消」ウィンドウ |
回収 | 受取手形取引情報の表示 | 「勘定詳細」ウィンドウ |
完了 | 受取手形の完了 | 「受取手形」ウィンドウ |
文書連番 | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の文書連番の実装に関する項 | 「連番割当」ウィンドウ |
文書連番 | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の取引バッチ・ソースに関する項 | 「取引ソース」ウィンドウ |
文書連番 | 受取手形取引のバッチ処理 | 「受取手形取引バッチ」ウィンドウ |
名宛人 | 顧客名宛人サイトの定義 | 「顧客所在地」ウィンドウ |
名宛人 | 受取手形への自動または直接交換用の取引のフラグ設定 | 「取引」ウィンドウ |
裏書 | 受取手形の裏書 | 「裏書」ウィンドウ |
交換 | 取引と受取手形の交換 | 「取引」ウィンドウ |
交換 | 新規受取手形と受取手形の交換 | 「交換」ウィンドウ |
エクスポート | 受取手形送金のエクスポートとインポート | 不適用 |
履歴 | 受取手形履歴の表示 | 「履歴」ウィンドウ |
保留 | 受取手形保留からの保留または保留解除 | 「受取手形ポートフォリオ管理」ウィンドウ |
インポート | 受取手形送金のエクスポートとインポート | 不適用 |
入金方法 | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の受取手形作成入金方法の定義に関する項 | 「入金区分」ウィンドウ |
入金方法 | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の受取手形送金入金方法の定義に関する項 | 「入金区分」ウィンドウ |
印刷 | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の自動入金プログラムに関する項 | 「フォーマット・プログラム」ウィンドウ |
印刷 | 受取手形の印刷 | 「受取手形」ウィンドウ |
印刷 | 受取手形印紙価格 | 「印紙価格」ウィンドウ |
印刷 | 受取手形送金のフォーマットと印刷 | 「受取手形取引バッチ」ウィンドウ |
印刷 | 受取手形フォーマット・レポート・プログラム | 「送金バッチ処理」ウィンドウ |
支払拒否 | 受取手形に支払拒否中とマーク | 「支払拒否」ウィンドウ |
回収 | 受取手形の回収 | 「回収」ウィンドウ |
入金 | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の入金ソースに関する項 | 「入金ソース」ウィンドウ |
入金 | 受取手形送金の入金の作成 | 不適用 |
入金 | 受取手形送金および入金の会計 | 不適用 |
入金 | 受取手形満期およびリスク・プログラムとレポート | 受取手形満期およびリスク・プログラム |
入金 | 受取手形の入金の戻し処理と消込取消 | 不適用 |
入金 | 連結を待機中の取引 | 連結を待機中の取引 |
督促状 | 受取手形督促状 | 受取手形督促状 |
送金 | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の売掛/未収金活動に関する項 | 「売掛/未収金活動」ウィンドウ |
送金 | 受取手形送金 | 不適用 |
送金 | 受取手形送金バッチの作成 | 「送金」ウィンドウ |
送金 | 受取手形送金の保守 | 「送金バッチの保守」ウィンドウ |
送金 | 受取手形送金バッチ管理レポート | 受取手形送金バッチ管理レポート |
レポート | 受取手形レポート | 不適用 |
リスク | 受取手形のリスクの消去または再設定 | 「受取手形ポートフォリオ管理」ウィンドウ |
リスク | 受取手形満期およびリスク・プログラムとレポート | 受取手形満期およびリスク・プログラム |
印紙 | 受取手形印紙価格 | 「印紙価格」ウィンドウ |
ステータス | 受取手形の更新 | 「受取手形ポートフォリオ管理」ウィンドウ |
ステータス | ステータス別受取手形レポート | ステータス別受取手形レポート |
取引 | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』のOracle Receivablesシステム・オプションの定義に関する項 | 「システム・オプション」ウィンドウ |
取引 | 『Oracle Receivablesインプリメンテーション・ガイド』の受取手形取引タイプに関する項 | 「取引タイプ」ウィンドウ |
取引 | 受取手形への取引の手動割当 | 「割当」ウィンドウ |
取引 | 受取手形への自動または直接交換用の取引のフラグ設定 | 「取引」ウィンドウ |
取引 | 受取手形取引のバッチ処理 | 「受取手形取引バッチ」ウィンドウ |
取引 | 取引と受取手形の交換 | 「取引」ウィンドウ |
取引 | 受取手形取引情報の表示 | 「顧客勘定」ウィンドウ、「勘定概要」ウィンドウ、「勘定詳細」ウィンドウ |
取引 | 自動取引バッチ・レポート | 自動取引バッチ・レポート |
取引 | 連結を待機中の取引 | 連結を待機中の取引レポート |
未払 | 新規受取手形と受取手形の交換 | 「交換」ウィンドウ |
未払 | 受取手形に未払とマーク | 「未払」ウィンドウ |
未払 | 受取手形の再表示 | 「再表示」ウィンドウ |
関連項目