第I部

Oracle WebCenter Sitesの開発

この部では、Oracle WebCenter Sites開発者の環境について説明します。はじめにOracle WebCenter Sitesの概要と、コンテンツ管理(CM)フレームワークを作成するために実行する開発プロセスを示します。以降は、オンライン・サイトのフレームワークを構築する主要タスクについて説明します。

オンライン・サイトのフレームワークを構築するには、データ・モデルを開発し、さらに組織の業務を最適に表すルック・アンド・フィールでコンテンツを配信するようにコードの設計と作成を行う必要があります。また、ページ・キャッシング、セキュリティおよびセッション管理の技術を実装し、オプション機能(アドオン製品で提供されるWebサービスや機能など)を実装する必要があります。

この部では、WebCenter Sitesの開発方法について説明します。この部は、次の章で構成されています。

• 第1章「Oracle WebCenter Sitesの概要」

• 第2章「コンテンツ管理サイトについて」

• 第3章「Oracle WebCenter Sitesの開発プロセス」

• 第4章「Oracle WebCenter Sitesを使用したプログラミング」

• 第5章「ページのデザインとキャッシング」

• 第6章「WebCenter Sitesのインテリジェント・キャッシュ管理」

• 第7章「ページ・キャッシングの高度な手法」

• 第8章「WebCenter Sitesのツールおよびユーティリティ」

• 第9章「セッションおよびCookie」

• 第10章「エラー・ロギングおよびデバッグ」

• 第11章「データ・デザイン: アセット・モデル」

• 第12章「WebCenter Sitesデータベース」

• 第13章「アセットを保持しない表内のデータ管理」

• 第14章「結果セットのキャッシングと問合せ」

• 第15章「ベーシック・アセット・タイプの設計」

• 第16章「フレックス・アセット・タイプの設計」

• 第17章「フレックス・フィルタ」

• 第18章「属性エディタの設計」

• 第19章「付属の属性エディタの構成」

• 第20章「任意タイプのアセットのインポート」

• 第21章「フレックス・アセットのインポート」

• 第22章「BulkLoaderユーティリティによるフレックス・アセットのインポート」

• 第23章「テンプレート・アセット、CSElementアセットおよびSiteEntryアセットの作成」

• 第24章「テンプレートとラッパーの作成」

• 第25章「コンテキスト内編集およびプレゼンテーション編集用テンプレートのコーディング」

• 第26章「コレクション・アセット、問合せアセットおよびページ・アセットの作成」

• 第27章「将来サイト・プレビュー・アセットおよびテンプレートを作成するためのベスト・プラクティス」

• 第28章「テンプレートおよびCSElementのエレメントのコーディング」

• 第29章「ベーシック・アセットのテンプレート・エレメント例」

• 第30章「多言語サポートのサイトの構成」

• 第31章「配信システムにおけるユーザー管理」

• 第32章「HelloAssetWorldサンプル・サイト」

• 第33章「Burlington Financialサンプル・サイト」

• 第34章「WebCenter SitesのAdminインタフェースのカスタマイズ」

• 第35章「ワークフローのカスタマイズ」

• 第36章「Webサービスの理解」

• 第37章「Webサービスの作成と消費」

• 第38章「訪問者データ・アセットの作成」

• 第39章「推奨アセット」

• 第40章「Engageページのコーディング」

• 第41章「メモリー中心の訪問者追跡」

• 第42章「Asset APIのチュートリアル」

• 第43章「パブリック・サイト検索」

• 第44章「階層的なフレックス・ファミリの作成」

• 第45章「WebCenter SitesのURLアセンブラ」

• 第46章「空白と圧縮」

• 第47章「WebCenter Sitesでのアセット・イベントおよびパブリッシュ・イベント」

• 第48章「プロキシ・アセット: サードパーティ・コンテンツ・ソースの統合」

• 第49章「カスタマイズ・フックのリアルタイム・パブリッシュ」

• 第50章「クローラ構成ファイルのコーディング」