1 Oracle ZFS Storage Appliance の概要
SMB の Microsoft スタンドアロン DFS 名前空間管理ツールのサポートマトリックス
NDMP の「dump」および「tar」を使用したバックアップ
Active Directory のドメインとワークグループ
Active Directory の Windows Server 2012 でのサポート
Active Directory の Windows Server 2008 でのサポート
Active Directory の Windows Server 2008 でのサポートのセクション A: Kerberos の問題 (KB951191)
Active Directory の Windows Server 2008 でのサポートのセクション B: NTLMv2 の問題 (KB957441)
Active Directory の Windows Server 2008 でのサポートのセクション C: NTLMv2 に関する注意点
BUI を使用した Active Directory の構成
CLI を使用した Active Directory の構成
例 - CLI を使用した Active Directory の構成
ほとんどのオペレーティングシステムには syslog レシーバーが組み込まれていますが、レシーバーをオンにするためにはいくつかの構成手順が必要な場合があります。一般的なオペレーティングシステムのいくつかの例を次に示します。それぞれの syslog レシーバーの構成の詳細は、使用しているオペレーティングシステムまたは管理ソフトウェアのドキュメントを参照してください。
Solaris には syslog レシーバーとして動作できるバンドル版の syslogd(1M) が含まれていますが、リモート受信機能はデフォルトで無効になっています。Solaris で syslog トラフィックを受信できるようにするには、次のように svccfg と svcadm を使用して syslog 設定を変更します。
# svccfg -s system/system-log setprop config/log_from_remote = true # svcadm refresh system/system-log
Solaris syslogd では Classic Syslog プロトコルのみを認識しています。受信されたメッセージのフィルタリングやロギングを構成する方法については、Solaris の syslog.conf(4) のマニュアルページを参照してください。
デフォルトでは、Solaris syslogd はメッセージを /var/adm/messages に記録し、テスト用の警告が次のように記録されます。
Aug 14 21:34:22 poptart.sf.fishpong.com poptart ak: SUNW-MSG-ID: AK-8000-LM, \ TYPE: alert, VER: 1, SEVERITY: Minor\nEVENT-TIME: Fri Aug 14 21:34:22 2009\n\ PLATFORM: i86pc, CSN: 12345678, HOSTNAME: poptart\n\ SOURCE: jsui.359, REV: 1.0\n\ EVENT-ID: 92dfeb39-6e15-e2d5-a7d9-dc3e221becea\n\ DESC: A test alert has been posted.\n\ AUTO-RESPONSE: None.\nIMPACT: None.\nREC-ACTION: None.
ほとんどの Linux ディストリビューションには syslog レシーバーとして動作できるバンドル版の sysklogd(8) デーモンが含まれていますが、リモート受信機能はデフォルトで無効になっています。Linux で syslog トラフィックを受信できるようにするには、-r オプションが含まれる (リモートロギングを可能にする) ように /etc/sysconfig/syslog 構成ファイルを編集します。
SYSLOGD_OPTIONS="-r -m 0"
その後、ロギングサービスを再起動します。
# /etc/init.d/syslog stop # /etc/init.d/syslog start
一部の Linux ディストリビューションには、デフォルトで syslog UDP パケットを拒否する ipfilter パケットフィルタが含まれており、それらのパケットを許可するようにフィルタを変更する必要があります。これらのディストリビューションで、次のようなコマンドを使用して INPUT 規則を追加し、syslog UDP パケットが受け入れられるようにします。
# iptables -I INPUT 1 -p udp --sport 514 --dport 514 -j ACCEPT
デフォルトでは、Linux syslogd はメッセージを /var/log/messages に記録し、テスト用の警告が次のように記録されます。
Aug 12 22:03:15 192.168.1.105 poptart ak: SUNW-MSG-ID: AK-8000-LM, \ TYPE: alert, VER: 1, SEVERITY: Minor EVENT-TIME: Wed Aug 12 22:03:14 2009 \ PLATFORM: i86pc, CSN: 12345678, HOSTNAME: poptart SOURCE: jsui.3775, REV: 1.0 \ EVENT-ID: 9d40db07-8078-4b21-e64e-86e5cac90912 \ DESC: A test alert has been posted. AUTO-RESPONSE: None. IMPACT: None. \ REC-ACTION: None.