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Oracle® ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアル ZS3-x、7x20 コントローラ、および DE2-24、Sun Disk Shelf 用 |
クラスタシリアルポートからの RJ-45 ケーブルの取り外し
ZS3-2 内部コンポーネントを保守するためのコントローラの準備
ZS3-2 コントローラの PCIe カードおよびライザーの交換
ZS3-2 コントローラの USB フラッシュドライブの交換
Oracle DE2 と Sun Disk Shelfの相互運用性
ZS3-4 コントローラの PCIe カードおよびライザーの交換
Oracle DE2 と Sun Disk Shelfの相互運用性
7x20 コントローラの PCIe カードおよびライザーの交換
Oracle DE2 と Sun Disk Shelfの相互運用性
Oracle Storage Drive Enclosure DE2-24P
このセクションでは、サービスプロセッサ (SP) コントローラへの接続および保守性を最大限にするための構成の考慮点について説明します。まれなケースとして、訂正不能な CPU エラーに関連した障害は、コントローラで診断できないか、コントローラに表示されません。これらの障害は ILOM によって保存され、ILOM で観察できます。次のセクションでは、このような場合に接続して障害を管理する方法について説明します。
サーバープラットフォーム上の ILOM (サービスプロセッサ) サーバーに接続して、BUI に表示されないハードウェア障害を診断します。
クラスタ環境では、ILOM への接続はコントローラごとに行う必要があります。
ILOM サーバーには、(i) ネットワーク接続および (ii) シリアルポート接続のオプションがあります。ネットワーク接続を選択することをお勧めします。これは、ILOM シリアルポートが常にプラットフォームデータ収集の適切な手段であるとは限らないためです。
すべてのスタンドアロンコントローラは、最低 1 つの NIC ポートを管理インタフェースとして構成する必要があります。BUI で「Admin を許可」オプションを選択すると、ポート 215 で BUI 接続、ssh ポート 22 で CLI 接続が有効になります。
上で説明したように、すべてのクラスタインストールでは、各コントローラの最低 1 つの NIC ポートを管理インタフェースとして構成する必要があります。さらに、各コントローラの NIC インスタンス番号は固有である必要があります。たとえば、どちらの番号もクラスタデータインタフェースとして使用されないように、nodeA は igb0 を使用し、nodeB は igb1 を使用します。さらに、BUI の「構成」->「クラスタ」オプションを使用して、これらのインタフェースでコントローラへのアクセスをロックする必要があります。これには、クラスタ構成の各コントローラに、追加のネットワークインタフェースカードを取り付ける必要がある場合もあります。
何らかの理由でアプライアンスデータインタフェースにアクセスできない場合は、管理ネットワークインタフェースで BUI および CLI のアクセスが保持されます。クラスタテイクオーバー中は、障害が発生したコントローラのインタフェースが停止します。したがって、障害が発生したコントローラから診断情報を収集するには、ロックされたインタフェースの構成が必要です。
ILOM CLI を使用して、サーバーに root でログインします。サーバーの障害を確認するには、次のコマンドを入力して、システムで発生しているすべての既知の障害を表示します。
-> show /SP/faultmgmt
次のように、サーバーは既知の障害をすべて一覧表示します。
SP/faultmgmt Targets: 0 (/SYS/MB/P0) Properties: Commands: cd show
CPU 障害をクリアするには、次のコマンドを入力します。
-> set /SYS/MB/Pn clear_fault_action=true
たとえば、CP0 の障害をクリアするには:
-> set /SYS/MB/P0 clear_fault_action=true Are you sure you want to clear /SYS/MB/P0 (y/n)? y