zoneadm コマンド (Oracle Solaris ゾーンの作成と使用 のゾーンのインストールとブートおよび zoneadm(1M) のマニュアルページに記載) は、非大域ゾーンをインストールおよび管理するための主要なツールです。zoneadm を使用する操作は、移行先システムの大域ゾーンから実行する必要があります。
インストールプロセスは、アーカイブからファイルを展開するほかに、ゾーンがホスト上で最適に実行されることを保証するために、検査や必要な後処理などの機能を実行します。
既存のシステムから Oracle Solaris システムアーカイブを作成した場合は、–p (sysidcfg を維持する) オプションを使用してゾーンをインストールすると、イメージの作成に使用されたシステムと同じ ID がゾーンに設定されます。
–u (sys-unconfig) オプションを使用してターゲットゾーンをインストールすると、ホスト名やネームサービスの構成されていないゾーンが作成されます。
![]() | 注意 - p オプションまたは –u オプションのどちらかを使用する必要があります。–これら 2 つのオプションの 1 つを指定しないとエラーになります。 |