Oracle Solaris 10 ゾーンの作成と使用

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更新: 2014 年 9 月
 
 

flarcreate を使用してイメージを作成する方法

ZFS ルートを持つシステムでは、flarcreate コマンド (flarcreate(1M) の Oracle Solaris 10 マニュアルページに記載) を使用して、システムイメージを作成できます。デフォルトでは、作成される flar は ZFS 送信ストリームです (Oracle Solaris 11.2 での ZFS ファイルシステムの管理 のZFS データを送信および受信するに記載)。

この手順例では、ターゲットの Oracle Solaris 11 システムにフラッシュアーカイブを配置するために NFS を使用しますが、ほかの方法でファイルを移動することもできます。

この手順を実行するには、大域管理者または大域ゾーン内で必要な権利プロファイルを持つユーザーである必要があります。

  1. 管理者になります。

    詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用 を参照してください。

  2. アーカイブするソース Oracle Solaris 10 システムにログインします。
  3. ディレクトリをルートディレクトリに変更します。
    # cd /
  4. ソースシステムで flarcreate を使用して s10-system という名前のフラッシュアーカイブイメージファイルを作成し、そのアーカイブをターゲットの Oracle Solaris 11 システムに配置します。
    source-system # flarcreate -n s10-system /net/target/export/archives/s10-system.flar