Oracle Solaris 10 ゾーンの作成と使用

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更新: 2014 年 9 月
 
 

ほかのアーカイブ作成方法

別の方法を使用してアーカイブを作成することもできます。インストーラは次のアーカイブフォーマットを受け入れることができます。

  • cpio アーカイブ

  • gzip で圧縮された cpio アーカイブ

  • bzip2 で圧縮された cpio アーカイブ

  • –x xustar (XUSTAR) 形式で作成された pax アーカイブ

  • ufsdump レベル 0 (完全) バックアップ

また、インストーラは、ファイルのアクセス権、所有権、およびリンクを保存および復元するアーカイブユーティリティーを使用して作成されたファイルのディレクトリのみを受け入れることができます。

詳細は、cpio(1)pax(1)bzip2 (1) 、 gzip (1) 、および ufsdump(1M) のマニュアルページを参照してください。


注 -  フラッシュアーカイブ以外の方法を使用して P2V 用アーカイブを作成する場合は、アーカイブを作成する前に、ソースシステム上でプロセッサ依存の libc.so.1 の、lofs でマウントされたハードウェア機能 (hwcap) ライブラリをアンマウントする必要があります。それらをマウント解除しなければ、そのアーカイブを使用してインストールしたゾーンがターゲットシステムでブートしない可能性があります。アーカイブの作成後に、lofs と mount –O オプションを使用して、/lib/libc.so.1 上に適切なハードウェア機能ライブラリを再マウントできます。
source-system# umount /lib/libc.so.1
source-system# mount -O -F lofs /lib/libc.so.1