複数のブート環境を使用すると、管理者は必要に応じて 1 つ以上のブート環境を切り替えることができます。solaris10 ゾーンで複数のブート環境を管理できます。たとえば、solaris10 ゾーンから、代替ブート環境にあるパッケージを作成およびアップグレードできます。次に、アップグレードされたブート環境をアクティブにし、そのブート環境にブートして管理タスクを実行できます。
代替ブート環境は、ZFS コマンドを使用してアクティブにします。ゾーンの ROOT データセットに zfs プロパティー com.oracle.zones.solaris10:activebe を設定します。新しい zfs プロパティーを有効にするには、ゾーンをリブートします。