動的な設定の構成

biosconfig は、文字列と CMOS 値のマッピングを取得できません。この動作は BIOS に依存するものであり、この情報を取得する機能の有無は、BIOS のリビジョンやプラットフォームの種類によって異なります。

動的な設定を構成またはエクスポートするには、次の手順に従って、使用する設定を検出する必要があります。

1. BIOS 設定ユーティリティーに入ります。
2. 設定を手動で構成し、その構成を保存します。
3. 結果の XML 出力の内容を確認し、指定する設定に対して BIOS が使用している値を見つけるには、次のように入力します。

   biosconfig -get_bios_settings filename.xml

   XML ファイルに表示される動的な CMOS 設定の例を次に示します。

   <BIOSCONFIG>
      <SETUP_CONFIG>
         <Boot>
         <Option_ROM_Enable>
         <NET0_Option_ROM_>
         <HELP_STRING>This Option enables execut....
         </HELP_STRING>
         <DEFAULT_OPTION> 0000 </DEFAULT_OPTION>
         <SELECTED_OPTION> 0000 </SELECTED_OPTION>
         <OPTION_RANGE> 0000 - 0001 </OPTION_RANGE>
         <OPTION-0>Not Available</OPTION-0>
         </NET0_Option_ROM_>
         </Option_ROM_Enable>
         </Boot>
      </SETUP_CONFIG>
   </BIOSCONFIG>

   このコードには、biosconfig 出力によって提供される文字列から値へのマッピングはありません。

4. BIOS 構成を設定するには、次のように入力します。

   biosconfig -set_bios_settings filename.xml

   この XML ファイルを使用すると、同じモデルのマシン上で動的な CMOS 設定を構成できます。