Oracle® CLI Tools for Oracle Solaris 11.2 ユーザーズガイド

印刷ビューの終了

更新: 2015 年 11 月
 
 

fwupdate の自動モードの使用

自動コマンド行モードでは、プラットフォームファームウェアパッケージに含まれている XML メタデータファイルが使用されます。

fwupdate コマンドを自動モードで使用する前に、次の前提条件を満たす必要があります。

  • fwupdate コマンドを実行するには、root アクセス権を持っている必要があります。

  • プラットフォームファームウェアの情報を含む XML メタデータファイルが提供されている必要があります。このファイルが使用可能かどうかをファームウェアのリリースノートでチェックしてください。

  • Oracle Solaris システムの場合は、デバイスのホットプラグを行なったあとに、devfsadm -C コマンドを実行してシステムのすべてのデバイスノードを再列挙してから、fwupdate コマンドを実行します。

コマンドが失敗すると、fwupdate のエラーコードに記載されているいくつかの障害コードのいずれかが返されます。


注 -  サブコマンドを付けずにコマンドを実行すると、ヘルプが表示されます。

自動モードの fwupdate では、次の構文を使用します。

fwupdate subcommand target —x filename.xml options

ここで、target は一覧または更新の対象であるデバイスのタイプ、filename はファームウェア更新メタデータを含む XML ファイル、subcommand は次のいずれかです。

サブコマンド
説明
list
デバイスまたはファイルに関するファームウェア情報を提供します。
update
コマンド行の指示に基づいて 1 つのコンポーネントを更新します。