list サブコマンドの概要 - Oracle® CLI Tools for Oracle Solaris 11.2 ユーザーズガイド

言語:

list コマンドは次を実行します。

この情報を使用すると、ファームウェアをアップグレードする前にデバイスの状態をチェックしたり、ファームウェアの更新が正常に完了したことを確認したりできます。

list のオプションを次の表に示します。

ショートオプション	ロングオプション	説明
`–n`	`–-device_name`	表示する 1 つのデバイスを指定するための必須のパラメータを許可します。`–-device_name` オプションは、共通に割り当てられたデバイス名です。
`–v`	`–-verbose`	表示された各コンポーネントについての詳細情報を表示します。この詳細オプションは、デフォルトではオフになっています。
`–x`	`–-xml=filename.xml`	指定された XML メタデータファイルを使用して、サポートされているコンポーネントを特定します。
`–o`	`–-output_xml=filename.xml`	構成情報を、指定されたファイルに XML 形式で出力します。

list コマンドには、2 つのタイプのターゲットがあります。1 つめは、システム上のデバイスまたはファイルでサポートされているデバイスの構成を表示し、2 つめは、fwupdate でサポートされている機能を表示します。

list サブコマンドでサポートされている次のターゲットは、fwupdate でアップグレード可能なサポートされているすべてのコンポーネントタイプを表します。

たとえば、all オプションを使用すると、XML メタデータファイルを使用して更新できるすべてのデバイスが表示されます。

list コマンドでサポートされている次のターゲットは、fwupdate でアップグレード可能なデバイスを表します。

たとえば、supported-targets オプションを使用すると、fwupdate を使用して更新できるターゲットデバイスのすべてのタイプが表示されます。

次のターゲットに list コマンドを使用すると、次の情報が表示されます。アスタリスク (*) が付いている項目は、詳細リストに表示されます。