Solaris 11.2 では fwupdate の自動モードがサポートされており、プラットフォームファームウェアダウンロードで提供されるメタデータ XML ファイル内のファームウェア更新情報を使用して、指定したターゲットデバイスが更新されます。これは最適な方法です。
fwupdate update target -x filename.xml options
XML メタデータファイルを使用している場合、update サブコマンドは次のターゲットをサポートします。
all
expander
disk
bridge
controller
sp_bios
例:
fwupdate update all -x filename.xml
メタデータファイルに指定されたすべてのターゲットデバイスタイプについて、システム内のすべてのデバイスが更新されます。これはデバイスを更新するための推奨されるもっとも安全な方法です。
all ターゲットを使用すると、XML メタデータファイルを使用して更新可能なインストールされているすべてのデバイスが更新されます。たとえば、システムに 3 つの NVMe デバイスが取り付けられている場合、fwupdate update all に NVMe メタデータファイル指定すると、3 つの NVMe デバイスがすべて更新されます。
fwupdate update disk -x filename.xml
メタデータファイルにターゲットデバイスタイプが指定されているシステム内のすべてのディスクが更新されます。
fwupdate update disk -x filename.xml -n c0d1
これは、c0d1 ディスクドライブのターゲットデバイスタイプがメタデータファイルに指定されている場合にのみ、ディスク c0d1 のみを更新します。
自動モードの update サブコマンドのオプションを次の表に示します。
|