CLI ツールのコマンド構文
ほとんどの CLI ツールコマンドは、次に示す 2 つのコマンド構文形式のいずれかに従っています。
次の表に、コマンドのフィールドを示します。
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command
| 実行するアクションです。使用している CLI ツールを識別します。小文字のみで構成されます。
| biosconfig、fwupdate、raidconfig、ilomconfig
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subcommand
| command で実行するタスクをより詳細に定義します。 動詞として使用されるのが一般的です。 小文字と、ハイフンまたはアンダースコアで構成されます。 –-version または –-help オプションをコマンドの直後に指定する場合、サブコマンドは不要です。
| list、update、reset、expander-boot-record
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target
| サブコマンドによる操作の対象となるオブジェクトまたはターゲットを示します。アプリケーションに固有です。
| all、disk、expander、bridge、controller、user、snmp-community
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option
| コマンドまたはサブコマンドを修飾し、コマンドまたはサブコマンドに応じて、オプションまたは必須の場合があります。 同じ機能を持つロングオプションとショートオプションが用意されており、オプションを使用しやすくなっています。 ショートオプションは、1 つのハイフンで始まり、その後ろに 1 文字が続きます。 ロングオプションは、2 つのハイフンで始まり、その後ろに 1 つの文字列が続きます。
| –n または --device_name –f または --filename –r または --reset
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次のオプションは、すべての CLI ツールコマンドに適用されます。
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–?
| –-help
| ヘルプ情報を表示します。
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–V
| –-version
| ツールのバージョンを表示します。
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–q
| –-quiet
| 情報メッセージを出力せずに、エラーコードのみを返します。
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–y
| –-yes
| 操作を確認します。実行時に、操作を確認するためのプロンプトをユーザーに表示しません。
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コマンドオプションとそれに対応する値またはデバイス名を使用する場合、次の例に示すように、等号 (=) または空白を使用できます。