Oracle® CLI Tools for Oracle Solaris 11.2 ユーザーズガイド

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更新: 2015 年 11 月
 
 

ホストと ILOM の相互接続

Oracle ILOM 3.0.12 以降、ホストと ILOM の相互接続の通信チャネルが使用可能になり、サーバーへのネットワーク管理接続 (NET MGT) を使用せずにホストオペレーティングシステム (OS) が Oracle ILOM とローカルに通信することが可能になりました。


注 -  Oracle Hardware Management Pack では、この機能は「ホストと ILOM の相互接続」と呼ばれます。Oracle ILOM インタフェースでは、この機能は「ローカルホスト相互接続」と呼ばれます。

ホストと ILOM の相互接続は最新の Oracle サーバーで使用可能であり、従来の KCS インタフェースを使用する場合よりも信頼性を高めることができ、Oracle Hardware Management Pack CLI ツールのデータ転送速度も上がる可能性があります。

ホストと ILOM の相互接続を使用してサービスプロセッサにアクセスするには、資格情報を手動で提供するか、ilomconfig を使用してホストの資格キャッシュを設定する必要があります。詳細は、サービスプロセッサへのホスト資格情報の指定を参照してください。

Oracle Solaris 11.2 以降では、ホストと ILOM の相互接続はデフォルトで有効になります。