fwupdate およびサービスプロセッサへのアクセス
サービスプロセッサにアクセスするときに、ローカルホストと ILOM の相互接続またはリモート Ethernet ネットワーク接続上で fwupdate を使用できます。サービスプロセッサにアクセスする fwupdate コマンドを発行する場合、ホストと ILOM の相互接続を使用するときは資格情報は必要ありませんが、ネットワーク接続では必要となります。
注 -
Oracle ILOM 3.2.4 より前のバージョンを使用しているシステムの場合、LAN インタフェース (ホストと ILOM の相互接続または Ethernet ネットワーク接続) を使用するには、サービスプロセッサにアクセスするコマンドに -H および -U オプションを使用して資格情報を手動で含める必要があります。資格情報を指定しない場合、コマンドはデフォルトの低速なローカル KCS インタフェースを使用してローカルサービスプロセッサにアクセスします。
ネットワーク接続上でサービスプロセッサにアクセスするときに fwupdate でサポートされている資格情報のオプションを次の表に示します。
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–H
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–-remote-hostname
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このオプションに続けてリモートサービスプロセッサのホスト名または IP アドレスを指定します。
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–U
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–-remote-username
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このオプションに続けて、リモートサービスプロセッサへのログインに使用する root アクセス権を持つユーザー名を指定します。
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これらのオプションを使用してネットワーク接続上のサービスプロセッサにアクセスする場合は、両方のオプションを一緒に使用する必要があります。
注 -
ネットワーク接続で必要なパスワードは、stdin にパイプしてスクリプトで使用できます。